トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

子供の頃からだんじり祭の大太鼓、高校時代はオーケストラ部でトランペット、大学時代はバンドでドラム・・・これが私の音楽遍歴です。

さしずめ、ロックドラマー＆和太鼓奏者＆トランペーターという事か。

子供の頃から青春時代にかけて自分なりに一生懸命やってきましたが、結果的にプロどころか上手にもなれず中途半端に終わってしまいましたが・・・（涙）。

まァその３つの楽器を経験した私が経営するのが、リハーサル音楽スタジオ「スタジオ０７２４」です。

一般的なスタジオ経営者像は、プロを目指した「元バンドマン」・・・というイメージですが、私のように３つも経験している経営者は非常に珍しいと言うか、日本で唯一でしょう（世界で唯一？）。

この変わった経歴によって、一般的にバンド練習がメインのリハーサル音楽スタジオでは異例ともいえる和太鼓（だんじり鳴り物）導入というアイデアが湧き出たのです。

私としては、ごく自然に「せっかくスタジオがあるんやさかい、ドラムだけやったら勿体ないから、だんじりの太鼓も叩こかい・・・・」という素朴な願いからですが。

ドラム、和太鼓、管楽器という全く違うジャンルの楽器を経験した事によって、化学反応を起こしたのか・・・？

イロンナ経験で化学反応・・・ポイントはこれです。

化学反応によって、可能性がパッと広がったのです。

大学入試でも偏差値は別にして、英国社の３教科しか受験勉強していなければ私立文系しか合格できませんが、理系型の5教科を勉強していればどこの大学でも合格できる可能性があるのと同じ理屈で、大卒後の４０年にも及ぶ長い社会人生活を乗り切るには９教科以上必要かも知れません・・・（汗）。

まぁ会社でもダイバーシティ的な人材がいるところが社内で刺激をしあい、業績が好調のところも多いでしょう。

同類的で学閥が幅を利かせている会社には未来はありません。

とにかく人間の集合体である会社にはイロンナ人材が必要ですが、弊社のようなファミリー経営の零細企業は経営者本人のダイバーシティ的な経験に懸かっていると言えるかも知れません。

ココです・・・ポイントは。

まァしかし、弁護士や医者や研究者といった本当のスペシャリストは別ですが、一般的な人で「これ一筋！」というの確かに立派ですが、それでメシを食うというのは別問題です。

ドラマーでも日本のトップは世界に通用するかもしれませんが、「大阪でもベスト８」に入るくらい上手でも、それ１本でメシが食えるかと言うとワカリマセン。

何故なら大阪でベスト８と貝塚で１番ドラムが上手い人との見分けが、一般人には分からないからです。

一般人から見て「上手！」と思うドラマーは、それこそメチャメチャ沢山いるからです。

プロとプロに近いアマチュアと上手なアマチュアとの差が小さい・・・のです。

ココです・・・ポイントは。

誰の目にも日本一だという抜群のテクニックを持っていなければ、プロでやっていくのは難しく・・・それほど音楽１本で生計を立てるのは難しいのです（汗）。

元々音楽業界でメシを食うなんて想像もしていませんでしたが、今曲がりながらもメシを食えつつあるのはミュージシャンではなくスタジオ経営者としてやっているだけの話です。

スタジオ経営者として音楽業界と関わっている事に大いに満足しています。

これまでと違うシーンを別角度から見れるからです。

同じシーンを同じ角度から見るのと明らかに違い、脳ミソに刺激を与えストレスの発散に繋がります。

という事で、６７年も生きてきましたが、本当に自分が好きな和太鼓やドラムやトランペットをやってきて、それがビジネスに繋がるなんて・・・想像を遥かに超えて、この先どう暴走するか？逆に心配です・・・（汗）。




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