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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
先週の土日は弊社「スタジオ0724」に「だんじり鳴物できませんか?」という電話が4,5件も掛かってきましたが、すでにバンド予約が入っていた為、「いきなり電話を掛けてきても、直ぐに練習はできませんよ。事前の予約が必要です」とすべてオファーを断りました。
予約制だからです。 祭りの余韻がまだ残っていて、冷めないうちにすぐに太鼓を叩きたいんですねェ・・・ 分かります・・・その気持ち。 ミュージシャンの間ではバンドスタジは予約制というのは周知の事実ですが、だんじり鳴物の練習したい人はそんなスタジオの常識を知らないのは当たり前です。 だから「いつでも叩ける」と思って、電話を掛けてくるのです。 バンドスタジオでも和太鼓が叩けるなると、新しいオファーがドンドン舞い込んでくるのです。 その「仕掛け」を作ったのは昨年です。 和太鼓6台を購入したのです。 これによって、新しいオファー(客)が出てきたのです。 和太鼓導入というリスクを張った事が、1年経ってようやく効果が出始めたのです。 やはりビジネスは「種まき」が肝心要です。 何もしなければ、何もありません。 景気に波のある不動産仲介業ならたまにありますが、一般的なビジネスでは降って湧いた話なんて、あり得ません。 ビジネスはシンプルで、種を撒いて・・・芽が出れば刈る。 芽が出なければ、別の場所を探して種を撒くか、もうやめるか。 これの永遠の繰り返しです。 ビジネスに終わりはなく、立ち止まれば廃業か倒産です。 日本では起業しても、10年以内に95%が倒産廃業という厳しいビジネスシーンです。 以前の仕事であった家業の泉州の地場産業であった織物業は、50年で98%が廃業か倒産しました。 貝塚市から岬町までの泉州南部で680社あった織物業者が、50年で15社に激減してしまったのです。 地場産業が98%も減ったなんて、どう考えてもエグイです。 ココまで減った地場産業って、他にあるでしょうか・・・? まぁ織物工場があった敷地の多くが売却されて、スーパーやホームセンター、建売り住宅やマンションや駐車場に変わっています。 弊社は幸い、廃業と同時に銀行に借金を全額返済したお陰で不動産を一切売却せずに済み、17年前に何とかトランクルームに無事転業できましたが・・・(汗)。 やはり時代は刻々と変わっていき、業種によって国内全体のパイが大きくなったり小さくなったりで、それについて行けなかった(負けた)者がマーケットから退場(排除)させられるという厳しい現実です。 弊社が兼業している大阪で1万社もある不動産仲介業は、弊社が開業した15年前に比べて総数はそのままで半分くらいが入れ替わっている新陳代謝が激しい業界ですが、まだ健全なマーケットと言えるでしょう。 まぁしかし、日本経済がなかなかデフレから脱却できない理由の大きな1つが、織物工場などのメーカーが倒産や廃業で無くなって、その敷地がスーパーなどの小売りに変わり、多くの従業員が2次産業から3次産業に(製造業からサービス業に)移動する事によって、世の中がサービス業ばかりの過当競争に陥ってしまったのという日本の産業構造が根本的に変わってしまった事にあると思います。 という事で、昨日は貝塚のだんじり祭に森神社で50数年ぶりに会った鳴物の師匠(レジェンド)の自宅にお邪魔して、イロイロお話を聞かせて頂き、非常に充実した時間を過ごしました。 今の貝塚のだんじり祭りの「あるところ」で師匠と全く同じ考えで、将来を憂いでいます。 まぁだんじり祭を中心にイロイロ話していると、気が付くと4時間も経ってしまいました・・・(笑)。 まぁこの師匠は恐ろしく広く深く知っていので、徹夜で語り明かしてもまだまだ足りません・・・(笑)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.10.17 13:19:30
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