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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
昨年から弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」に和太鼓6台を導入して、だんじり鳴物や一般和太鼓の練習をされていますが、最近防犯カメラで練習の様子を見ていると、ひょんな練習方法に目が止まりました。
1人で小太鼓の個人練習に来て、ミキサーを上手に利用しているのです。 和太鼓とミキサー・・・一見関係なさそうですが、やはり若い子は年寄りにない新しい発想があります。 頭がフレッシュなのです。 何のことはない、スマホで録った鳴物の音源やスタジオ内にはWiFiが飛んでいますので鳴物のYOUTUBEをミキサー経由でスピーカーから流して、それに合わせて小太鼓を叩くのです。 これによって、単調に陥りがちな小太鼓の1人練習も臨場感を感じながら叩けるのです。 これまで、だんじり鳴物練習はメンバー(大太鼓、小太鼓、鉦、篠笛)が集まらないと出来ない・・・という常識を覆したのです。 ココです・・・ポイントは。 しかしこんな事は、防音対策をしたミキサーのある音楽スタジオだからこそ出来たのです。 日本初・・・と言ってもイイくらいか? バンドと鳴物のアンサンブルを比較すると、バンドのリズム隊はドラムですが(アドリブはリードギター)、鳴物のリズム隊は小太鼓です(アドリブは大太鼓)。 ドラムも小太鼓もシッカリ叩かないと全体のアンサンブルが狂ってしまうので、どちらも縁の下の力持ち的な重要ポジションだったのです。 なので全体練習とは別に「個人練習」する必要があったのです。 と言っても、なかなか大阪では練習する場所が無いのが実情で、そういった場合は弊社スタジオなら対応可能だったのです。 正に希少価値のスタジオだったのです。 ココです・・・ポイントは。 個人練習という意味で、大太鼓も小太鼓の音源をミキサー経由でスピーカーから流せば、いくらでも練習ができるのです。 こういったように、バンドのドラムの個人練習と同じで「だんじり鳴物でも1人で小太鼓(大太鼓)の個人練習ができる」という事が世間に認知されれば、もっともっとスタジオが盛況になるでしょう。 鳴物メンバー全員揃って団体練習というのは集まるのに大変ですが、1人でちょこっと個人練習する分には非常に気軽なので、今後はこういった小太鼓の個人練習が増えてくるのは間違いないでしょう。 ある意味、新しい超ニッチマーケットを開拓した・・・という事か(笑)。 まぁしかし、バンドと違って鳴物との決定的な違いがステージです。 バンドライブのステージは動くことはありませんが、鳴物の本番のステージは動く(走る)サスペッションの無い不安定な「だんじりの中」という事で、これが案外問題だったのです。 小太鼓と鉦は四本柱に固定されていますが、だんじりが動くので打点も当然何センチかズレる事になり、大太鼓に至ってはロープで吊っていますので太鼓の水平打面は動いて叩きにくく、正確なリズムを刻むのが難しいのです。 なので、スタジオでの小太鼓の練習で「正確にリズムを刻む」のを習得する事が、鳴物全体のアンサンブルに非常に有効なのです。 という事で、何でもやってみないとワカラナイ事が多いモノですが、こういった小太鼓の個人(1人)練習なんて誰も真剣に考えた事がなかったと思いますが、だんじり小屋以外の別の場所である音楽スタジオで練習するとなると、練習方法の可能性がパッと広がった事に驚きます。 この他、既に以前から提案していますが、ドラム練習のようにスマホのメトロノームのアプリをミキサー経由でスピーカーから流す練習方法で「リズム感を養成」する方法です。 果たしてココまで、だんじり鳴物を真剣に追求しようとする若者がどれだけいるのか・・・? 思い起こせば、40数年前に土壁で防音性のある自宅の土蔵にドラムセットを置いて、モノラルの小さなカセットテープで目一杯音量を上げてCCRの曲を流しながら、冬でも汗だくになって叩いていた頃が懐かしく思い出されます・・・(笑)。 そんな思いが、今回のアイデアに繋がっていたのですねェ・・・ 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.11.02 11:15:46
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