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カテゴリ:人生訓
これまでの人生で「新しい!」と大興奮したモノが、ウインドサーフィンとエアージェット織機です。
未だアメリカで発明されて間もないウインドサーフィンとの出会いは1979年の夏の泉南樽井ビーチで、まだ世界的に大ブームになる前で私は22歳でした。 これもまだ発売されて間もないエアージェット織機(変形ガイド筬)との出会いは1987年で、この時私は31歳でした。 22歳と31歳・・・今から思えばホンと若いですね。 「新しい!」と大興奮し・・・そのあとに続くのは「是非ヤッテみたい!」でした。 もう67歳ですが、もうそんな内から溢れ出る情熱は残念ながらありませんねェ・・・(笑)。 若いからデキたのです。 若い時に「これだ!」と思う事に全力を傾ける経験というのは一生の宝であり、その後の人生を大きく左右します。 そしてウインドサーフィンは毎週日曜に海に通うスタイルが定着し、泉南フリート仲間らと模擬レースを始め、それがさらに凝りだして二色の浜や脇の浜、甲子園浜、琵琶湖、和歌山片男波、浜名湖、・・・へよくレースに行くようになりました。 当時高中正義の「ブルーラグーン」が流行っていて、車のルーフキャリアにウインドサーフィンを積んでビーチでゲットした彼女(今の妻)を横に乗せ、窓を全開にして高中を大音量で聴きながらビーチに行くのがナウかったのです・・・(笑)。 ドラ息子がバカみたいに新しい遊びにはしゃいでいる・・・みたいな感じで見られていたでしょう(笑)。 そして関西予選を勝ち抜いて、憧れの全日本ウインドサーファー選手権にも1982年に出場しましたが、結果は総合92位、ライトクラス26位の惨敗(当時は体重別レース)。 それでも嬉しかったですねェ・・・全力を出し切ったので。 極めつけは「大学にウインドサーフィン同好会を作ろう」でした。 文字通り大学に創部者として同好会を作り、全日本学生連盟にも加盟し、未だなかった関西学生連盟を他の5校と立ち上げました。 ちょっと前まで空手やドラムにハマっていたのが、ウインドサーフィンと出会ってから、正に青春の全てをウインドサーフィンに捧げたのです。 個人的にウインドサーフィンを楽しむだけなら単にそれだけの話ですが、わざわざ新しいクラブを大学に創部するというのがポイントで、この時の苦労した経験が後の起業(トランクルーム、不動産仲介業、音楽スタジオ)の垣根を低くしたのです。 平たく言えば「起業の予習」といった感じで、学校の勉強では決して学ばないこの苦労するであろう事に、オモシロそうだと自ら飛び込んだのです。 しかし就職や結婚で徐々にウインドサーフィンから遠ざかっていきましたが、完全にやめるともう二度と出来ないと、夏場だけでも家族と海に・・・という思いで、泣く泣く270cmのショートボードとサーファー艇を売却して340cmのオールラウンド艇(ファナティック・バイパー)1本に買い替えたのでした。 そんなオールラウンドを15年ほど2台ほど乗り継いでましたが、40代になって3人の子供が大きくなってから、またショートボードに3台ほど乗り継いで20年経って今に至ります。 67歳の今でもウインドサーフィンをやっていますが、周りのウインド仲間はだいたい平均60歳くらいで、3,40代の若手?は殆どいません・・・(笑)。 エアージェット織機は、サラリーマン生活を4年で終止符を打ち、家業の織物業に戻ってきた時は昔からのシャットル織機でしたので、これをシャットルではなく空気で横糸を運ぶ(飛ばす)エアージェット織機を見て「新しい!これからのマシンだ!」と感じ、何億もかけて新工場を建設してまでエアージェット織機に全台入れ替えました。 それから20年間、年355日24時間エンドレス稼働で月産20万mの織物工場を維持しましたが、洪水的な中国からの製品輸入に「もうダメだ!この大きな流れは自分個人では止められん(どうしようもできない)!」と57年続いた泉州の地場産業だった家業(織物業)を廃業する決断をしたのです。 廃業と同時に今のトランクルームに転業したのが今から17年前です。 まぁしかし、ウインドサーフィンもエアージェット織機も趣味と仕事で違いますが、やっている時はどちらも「最先端の事をやっているなぁ~」と優越感に浸りました・・・(笑)。 特にエアージェット織機のメーカー(トヨタ)の実験工場が隣村の清児にあり、研究者の方と話す機会もあったりしましたので、「世界でも最先端をイってるなぁ~」と感じたものです。 伊藤忠の紹介で中国上海の大手公司から弊社のエアージェット織機の集団稼働の見学に来られたり、伊藤忠で研修中のパキスタンの大手財閥の御曹司から是非見学をしたいなんて言うオファーもありました。 まぁ学業はイマイチでファッションもダサかったですが、趣味と仕事が「世界最先端?」だったので何か自信めいたモノがあったのも確かです・・・(笑)。 世界最先端が妄想だったとしても、ウインドサーフィンとエアージェット織機で私の人生に於いて大きな自信がついたことだけは確かですねェ・・・ という事で、「新しい!」と言えば、正に私の大好きなファンクバンド「クール&ギャング」の「FRESH」を思い出します。 曲にもあるように、新しい未来に文字通り大興奮したのです・・・(笑)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.11.28 04:37:33
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