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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
8年前にリハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」をトランクルーム貝塚「別館」1階にオープンさせ、1室からスタートしましたが思いの外スタジオ会員数が2500人を超えるまで増え、今では泉州最大級の4室に増設するほどになりましたが、一体なぜ?・・・という素朴な疑問を自分なりに分析すると、そこには日本の現代社会の騒音トラブルの急増にあるように思います。
特にマンションが多い東京や大阪市といった都会は人間関係も希薄ですし、ちょっとした生活音でも近隣トラブルの原因になっています。 スタジオ会員さんからの情報では、音がしない電子ドラムでもバスドラムを踏んでいると、そのキック音でマンションの階下からクレームが来るという話をよく聞きます。 まだまだ一戸建てが多い泉州ではピンと来ないかも知れませんが、都会では人口比の割に音楽スタジオ数が多いのも、そういったマンション比率が高いというのが原因です。 なので、昔から泉州ではスタジオが少ないのです。 まぁ昔のようにだんじり祭が近づいたら、だんじり小屋から聞こえる太鼓の音は煩いけど「しゃーないなぁ~」という事は今ではあり得ないのです。 高校生の時に自宅の2階の部屋でトランペットの練習をしたり、大学生になってからは土蔵の1階でドラム練習や2階ではドンドンとサンドバッグを蹴ったり突いたりしていましたが、今ではそんな事はあり得ないのです・・・(汗)。 今では平気で近所から「うるさい!」というクレームが入ったり警察に通報されるので、祭り関係者はピリピリしているのが現状です。 その背景の第一は新たに泉州に引っ越してきた住民が多く、昔から住んでいる地元民との関係が希薄というのがあり、昔のような地元民ばかりのようなナァナァでは済まされないところがあるのです。 地元民同士でもコロナ以降は町内の大きな葬式が無くなったり、不況などの理由で町会員や檀家から離脱したりして対人関係も徐々に希薄化して、町内のよその家庭事情なんて詳しく知らないのが実状です。 そして貝塚でも岸和田旧市のような「やり回し」が中心にだんじり祭がだんだん過激になってしまい、祭りの1か月前から毎晩走り込みなどができない受験勉強やクラブ活動や仕事をしている肝心の町内の高校生や大学生や社会人が青年団や三十人組に加入しないという事態が起こり、青年団の半分くらいは他所から青年団に加入というのが実状なのです。 青年団員の不足の余波で中学生などの少年団も祭りに積極的に取り込んでいこういうという傾向もそういった事情からです。 いずれにしても、泉州だけでなく河内地区でも年々だんじり祭が盛んになっている事で(特に堺市エリアが)、弊社スタジオにだんじりの鳴物練習に堺や河内からも中学生や高校生が沢山来られているのですが、正直「これでいいのか?」という複雑な気持ちです。 まぁスペインのバルセロナで見た地元の老若男女みんなが心から楽しむフェスみたいにならないかなぁ・・・と。 という事で、昨今の人間関係の希薄化による騒音トラブルで自由に楽器の練習ができないという事情がスタジオニーズになっているのですが、個人宅でも1室だけ防音室にするというニーズも増えているようですし、同業の不動産業者からの情報によると東京や大阪の音楽大学の近所にいつでも楽器練習ができる音大生向けの「防音室付きマンション」のニーズも結構あるようです。 やはり時代の変化と共にニーズも変化するのです。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.06 17:44:20
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