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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
最近の新調だんじりの本体寸法は30年前に比べて大型化し(高さ3.8~4m)、昔(高さ3.4~3.7m)より一回り大きくなっています。
それに比例して、鳴物(和太鼓)も大きくなっています。 今の新調だんじりでは大太鼓で2尺5寸、小太鼓で1尺1寸、鉦で1尺くらいでしょうか。 その寸法のまま弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」に持ち込むとどうなるか・・・? 和太鼓の音量が大きすぎて音が外に漏れ、うるさくて演者自身が叩けません。 弊社はバンドスタジオなので、音響工学に基づいてバンド演奏に適した環境(デッド気味)に調整しています。 前面に5.4m×1.8mのミラーがあるので、その反射音の吸音と遮音に苦労したのです。 スタジオはバンド主体なので和太鼓演奏はあくまでも付随的なモノなので、和太鼓の寸法(大きさ)を少しだけサイズダウンする事によって、だんじり鳴物の演奏を可能としたのです。 ココです・・・ポイントは。 結果、弊社スタジオが採用したのは22畳という大阪最大級の大空間のAスタジオで、大太鼓2尺2寸、小太鼓1尺、鉦8寸という一昔前のだんじりに乗っていた和太鼓の寸法にしました。 これがジャストサイズで、以上だと音が外に漏れ、以下だと迫力が足りません。 要するに22畳というスタジオと、和太鼓のサイズのバランスが絶妙だったのです。 このバランスこそが、商売の浮沈を握るカギだったのです。 新調だんじりの和太鼓をそのままスタジオに持ってくるのではなく、少しアレンジする事によって練習場としてビジネスが成り立つ・・・という柔軟な発想が必要だったのです。 あくまでもスタジオ0724は練習場(リハーサルスタジオ)という当たり前すぎる事を頭に入れてビジネスを展開すると、イロイロとアイデアが浮かんできます。 まぁしかし考えてみると、だんじりの大型化によって鳴物の音が大きくなって迫力が増し見栄えが良くなるのはイイ事なんですが、逆にそれが祭り前の鳴物練習が近隣の騒音問題に繋がっているという側面もあり、それが弊社の和太鼓ビジネスに繋がっている・・・という誠に複雑な思いがあるのです。 という事で、単にスタジオがあり適当に寸法を決めれば、ここまで和太鼓のお客さんは集まらなかったでしょうし、やはりバンド練習と同じでリピーターを1人でも増やすには「楽しかった!」にプラスして「感動した」と言わしめないと・・・(汗)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.16 15:19:18
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