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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
シナジー効果とはこの事を言うのでしょう。
だんじり鳴物(お囃子)の練習に弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」に来られた中高生といった少年団や青年団の若者は、時々スタジオに常設されているドラムをちょこちょこ叩いています。 和太鼓もドラムも同じ「タイコ」なので、興味を示しているのです。 不思議なシナジー効果で、バンド機材と和太鼓の両方を常設しているスタジオ0724ならでは・・・という事になります。 まぁシナジー効果なんて、狙ってできるモノではありません。 たまたまです。 8年前に都会型ビジネスである音楽スタジオを「トランクルーム貝塚」内で起業する時に、泉南エリアは人口は少なく昔からスタジオ経営が成り立っているところは殆どなかったため「バンドだけでは集客できない」と、最初からダンスやだんじり鳴物を想定して資金も掛かりましたがスタジオを広くして防音ドアの幅を別注で広くしていた事が、バンド以外の集客を可能にしたのです。 ダンス系は最初からチョロチョロと来られていますが、問題は和太鼓でした。 あくまでも和太鼓をスタジオまで持って来てもらうのが前提でしたので、まさかスタジオで和太鼓6台を購入するなんて当初は想像もしていませんでした・・・(笑)。 やはり、あれだけ大きく重い町の共有財産である大太鼓を外部に持ち出すのに町内会(自治会)の承諾もいるでしょうし、スタジオまで持って来るのは物理的に無理だったのです。 このウイークポイントを突いて、和太鼓6台の購入を決断したのです。 この6台というのが後で考えたらポイントで、だんじり鳴物だけでしたら大太鼓と小太鼓の2台でよかったのですが、ついでに中太鼓4台も購入した事がこれからインバウンド向けの「和太鼓体験」で大活躍しそうです。 あまり深く考えず「ついでに」買った・・・というのがポイントで、何事も自分の思い通りにならないという事で、それが吉と出るか否かは運命次第だったのです。 まぁ要するに潜在需要の見極めで「コレだ!」と・・・和太鼓を持って来れなければ、こちらで用意すればイイやとピンと来たのです。 弊社「トランクルーム貝塚」でも同じ事が言え、本館1階は天井高が3.5mもあり、当初は殆ど上部の空間の利用がなく「勿体ないなぁ~」と悩んでいて、サラリーマン時代のネットワークで業務用ラックメーカーに声を掛けてラックを館内に展示して「こういうのをトランクルーム内に設置したらどうですか?」と提案していました。 しかし反応は鈍く、「ならば自分ところでロフトを作ってしまえ!」とピンと閃いて、1台だけ近所の大工さんに見本を作ってもらい、あとは自分でロフトをドンドン製作していきました。 学校の勉強は最初から正解が出ていますが、現実のビジネスでは弊社のように前例のない難問が立ちはだかって、スタジオもトランクルームも先ず「どうしよう?」と悩むのが前提でして、これがビジネスの難しいところであり、またオモシロいところでもあるのです。 起業なんて、最初からレールの無いところを走る訳ですから・・・(汗)。 いずれにしても、これがドラム→バンド参加・・・というストーリーになればイイですが。 という事で、トランクルームを起業して18年、トランクルーム内にスタジオを起業して8年、和太鼓6台を導入して2年になりますが、次はどんな新しいコトをしようか?・・・(笑)。 18年前まで単に名越史上1番だんじり鳴物が好きだった織屋のオッサンが、今だんじり鳴物でメシを食っている・・・なんて誰が想像をしたでしょうか(笑)。 私が1番鳴物に熱心だった40数年前の青年団長の時に、当時大阪芸大に通っていた1年下のY君が「祭りと若者」という題で映画を撮りたり・・・と、私が主演みたいな感じで植山工務店の先々代の名工「植山義正」氏のインタビューもあったりと、当時の名越青年団の何もなかった東山での鳴物練習風景などの青年団活動を撮って学内のコンテストで賞を取ったみたいですが、そのダビングしたDVDは何処に行ったのでしょうか? 当時は岸和田の旧市以外は祭本番前のだんじり鳴物練習なんて殆どしないモノで、それを祭り前に練習するという前代未聞の交渉を町会役員に直談判して、何とか了解を勝ち取ったモノですが、この時の経験が私の脳ミソの奥底に眠っていたのが和太鼓ビジネスに繋がったのでしょう。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.28 16:05:13
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