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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」は24時間営業です。
そのスタジオのノウハウは年355日24時間エンドレス稼働だった織物工場時代にありました。 さんざん防音と防振対策に苦労して、24時間稼働が出来た織物業時代の経験やノウハウが活かされているのです。 決して異業種の経験は無駄ではなかったのです。 織物工場の工業防音とスタジオの音響防音は厳密には違いますが、基本的な理論は同じです。 これを応用した訳です。 基本が大事というのは、この事です。 織機の音が外に漏れないように壁の材質から厚みを計算し、2階にあったコンプレッサーの振動を止めるためにオーディオ小僧だった高校生や大学生の経験を活かし、エアージェット織機の振動を止めるために2つの防振台メーカーを徹底比較して半額にコストを抑えたり、音だけでなく結露対策にも苦心し吸気と排気ダクトを親父のゴルフ仲間の板金屋さんと相談して私しか理論が解らないような複雑なダクト群を設置して断熱材の内張をしたり・・・ 失敗もしたりしましたが、概ね大幅に測定値を減らすことが出来ました。 その経験が役立ったのです。 弊社は「トランクルーム貝塚」を本業に、音楽スタジオ、不動産仲介業、レンタル自習室、卓球場という5つのビジネス中で、宅建士を1から受験勉強して1発で合格し、音楽スタジオはバンドだけでなくダンスや和太鼓や楽器レッスン(ドラム、和太鼓)も開講し、他社の音楽スタジオでは出来ないフラメンコやサンドバッグ2本を天井から吊るして空手やキックボクシングの練習にも対応し多角化を進めています。 卓球場では他社ではあまりない完全個室の利点を活かしてマシンを無料レンタルし、レシーブ練習にも対応しています。 またこれから1番期待しているのは、観光立国を目指している日本の伝統文化芸能であるスタジオが所有している和太鼓6台を利用したインバウンド向けの「和太鼓体験」です。 コスト掛けないために通訳を雇いませんので、自分のための実践英語の勉強のやり直しのチャンスだ・・・とポジティブに捉えています(笑)。 これらをスタッフを誰も雇わずに人件費を抑え、娘と2人だけのファミリー経営で回しています。 これも織物時代に衣料(レディス、カジュアル、ストレッチパンツ、官需)、寝具(羽毛布団、シーツ、和布団)、訪問販売、資材(ハンカチ、研磨布、フラッグ、リビング)、輸出(アメリカ、ヨーロッパ、中近東)といった多様な用途で、糸の種類も綿や合繊だけでなく混紡や特殊糸など数えるとキリがなく、糸の太さも6番~100番までとバラエティに富み、たった10人の従業員(短時間のパートも含む)で月産20万mで多品種小ロット生産をしてきましたので、今の5つのビジネスでイロイロやってたとしても楽(ラク)すぎるのです。 たった10人で月産20万m(シャツ地換算で月産13万着)というのがポイントで、当時も事務員を雇わず固定電話から私の携帯に自動転送したり、私がすべて仕事(現場、営業、経理、フォークリフト、送迎、受け渡し、パソコン、荷作り、保全修理、織物設計、縦替え、機織り、検反)に精通するだけでなく、深夜や日曜の機織りが休めば私が代わっていたのです。 まぁ経年劣化の老化もありますが、67歳の今は織物時代の現役バリバリだった30~40代の10分の1くらいの努力しかしていません。 織物業として生き残るには、イロイロ細かく努力するのが当たり前で前提でしたから。 こう言うと怒られますが、まぁ今は毎日遊びながら仕事をしているという感覚・・・です。 なので、仕事を一生懸命している?かのように、行動心理学的に夏(短パン&Tシャツ&サンダルという究極のクールビズ)以外は日頃から作業服を着ているのです・・・(笑)。 という事で、スタジオの24時間営業と5毛作経営は織物時代のノウハウが生きていたのですが、やはり人間は「経験以上の事はできない」というのを痛感し、もっともっと経験を積まなければ・・・とまだまだ反省する67歳でした(汗)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.06 11:19:38
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