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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
一体どこまで増え続けるのでしょうか・・・?
「スタジオ0724」の会員数が昨日2700人を突破しました。 スタジオオープンから8年5ヶ月です。 これまでスタジオ会員数が、2600人(2024年5/22)、2500人(2024年2/22)、2400人(2023年11/11)、2300人(2023年8/24)、2200人(2023年6/12)、2100人(2023年3/17)・・・とだいたい順調に規則正しく3か月で100人ずつ増えてきました。 年間を通じて波がなく平均的に増えている事と(シーズン関係なし)、まだまだスタジオ会員数が増え続ける現象に驚くというより、ホンと不思議に感じます。 一体、どうなってんや?・・・と。 このままいけば、9か月後の2025年5月には3000人を突破する計算になります。 そんな強気な数字を予想する背景には、各高校の軽音楽部に毎年ドンドン入部してくる新入部員の高校1年生のバンド活動に対するキラキラした目があったのです。 この将来の数字が見えるというのは、まだ先だと思っていた「Dスタジオ増床計画」がより具体的になってきます。 その設備投資計画は泉州地域のバンド(和太鼓、ダンス)実需に基づいてライバルが殆ど存在しませんので、世間一般で騒がれている円安や材料高騰や人件費高騰なんて、国内だけのバンド需要と仕入れゼロのレンタル業とセルフ方式の無人運営の弊社スタジオにとって全く関係のない事だったのです。 スタジオには和太鼓6台を常設していますから、逆に円安を利用してインバウンド向けの「和太鼓体験」で、日本人の5倍の料金設定をしていますが別レッスンにしているので何の問題もありません。 大手メーカーの何千億円という莫大な国内外の工場建設といった設備投資なんて私のような零細企業経営者から見れば博打にしか見えませんが、地域密着型のニッチビジネス需要にポンとハマれば案外堅調に増える・・・という事なんでしょうか? 大企業のサラリーマン社長なら会社に莫大な損害を与えて大赤字に陥って失敗しても辞任して終わりで自分の腹は何にも痛みませんが、我々零細企業のオーナー経営者にとって博打的な投資は銀行に借金があれば会社に対して個人保証していますので倒産と自己破産に直結しますので絶対NGで、確実に拾える潜在需要を見抜く眼力や勘が必要なのです。 まぁスタジオ会員さんの多くは地元貝塚と熊取と岸和田と泉佐野を中心に高石市以南の泉州エリアに集中していますが、「そんなに隠れミュージシャンがおったんや?」とビックリします。 もちろん公式WEBサイトやブログやSNS(フェイスブック、X、LINE、インスタグラム、TikTok)やYOUTUBEで一生懸命スタジオ情報を発信してますが、そんな努力以上に増えているのです。 だんじり鳴物の少年団や青年団の会員さんも増えていますが、それ以上に今年入学した高校1年生バンドの熱心さが目立ちます。 孫のような15歳か16歳の子が「バンドやりてェ!」だなんて、スタジオ経営者としてウレシイじゃないですか。 ココです・・・ポイントは。 若者のハートを射止めたという事は、上手くいけば、それから先何十年とお客さんになってくれる可能性があるのです。 今の公立高校は1学年の定員が300人ほどなのに、軽音楽部の部員数が1学年30~40人もいる高校が結構多く(ブラスバンド部やオーケストラ部やギター部やコーラス部は別勘定)、どこの高校でも軽音楽部が部活人気NO1なのです。 運動部や文化部合わせて30~40もクラブ活動があるなかで、人気NO1というのがナントも凄いです。 まぁ高校生の10人に1人が軽音楽のバンド活動をやっている計算になるのです。 音楽やバンド活動が、ホンと身近になった時代だという証明です。 昔では考えられない恐ろしい数字です。 もちろん、どこの高校でも部活人気NO1のようです。 中学時代はずっとコロナで、「バンドやりてェ!」と相当ストレスが溜まっていたのか・・・? 今は進学校ほど部活加入率が80~95%と高く、「受験勉強ばかりヤルのはダサい・・・もっとイロイロと青春を楽しまねば」・・・と考え、勉強オンリーで東大や京大経由で官僚になっても今の日本の迷走を見て不安になったのか、将来立派な社会人になるためにも文武両道が必須と考えているのでしょう。 織物時代は長年のあいだ伊藤忠と直接100%賃織り(委託生産)でしたが、大卒新卒採用には将来的にワールドワイドに活躍してもらうために勉強(一流大学出身)だけでなく体育会クラブのスポーツ実績を重視していたのも納得の理由で、その伝統が今も弾き繋がれていて、今は学生人気NO1の就職先になったのでしょう。 まぁ高校生や大学生の両親は1990年前半の青春時代にバブル期と第2次バンドブームがちょうど重なった世代で、その音楽好きの影響を大きく受け、spotifyなどのサブスクで音楽を超低コストで聴ける時代になったからでしょう。 思わぬ需要として、息子(娘)がバンドやっているんだったら、俺(私)も2,30年ぶりにギター(ドラム)再開しようか・・・と親子でスタジオに来られるケースも少なくないのです(驚)。 何もバンドに限らず、だんじり鳴物やダンスに至るところが、10代と20代の若者がスタジオ会員の70%占める経済効果で、正に年代連鎖によるシナジー効果だったのです。 これで家庭内がホンワカすれば、もう言う事なしです。 これが収益以外に現れる、スタジオ経営のオモシロいところだったのです。 我々60代の両親は昭和一桁から10年代生まれなので、親が青春時代というのは戦争中か戦後の貧しい時代だったので音楽とは程遠く、我々が高校生だった1970年代前半の頃はLPレコード1枚2300円もしましたから親の影響でバンドをやるなんて殆どいませんでした。 まぁ新会員さんがみんな常連になってくれる訳ではありませんので、とにかく新会員をドンドン増やすことによって、その中から真の常連さんが1人でも1バンドでも増えてくる事を祈って一生懸命にスタジオ経営に邁進しています。 8年間「来るもの拒まず、去る者追わず」の精神で会員制のスタジオ経営をやってきて、ホンと「数(量)は質を上げる」というビジネスセオリー通りだと思います。 会員制を無くしてルールを甘くすればもっと会員数が増えたと思いますが、それではクレームやトラブルが多発して私と娘の2人だけではとても管理できません。 織物時代の織物品質を維持するための適正規模と管理能力の経験が役立ちました。 仕事のベースの考え方なんて、製造業もサービス業も同じなのです。 18年前まで営んできた織物時代のB to Bと、今のエンドユーザー直のトランクルームや音楽スタジオのB to Cでは全く経営感覚が違いますが、転業当初はこの感覚の違いに数年も戸惑い悩みましたが、今はやっと慣れた感じです・・・(汗)。 仕事をチェンジするのはそれほどリスクを伴い大変なので、殆どの人は怖くて惰性で慣れた仕事を仕方なく続けているのです。 私は肉体労働が中心だった織物業をこのまま続けていたら、10年後の体力が低下した自分を想像すれば「こりゃ無理だ」と判断して廃業を決断し、18年前に仕方なく織物業からトランクルームに仕事をチェンジしましたが。 長年100デシベルの織機騒音の工場でのハードな肉体労働がたたって難聴と腰痛に悩まされていて、難聴は奇跡的にほぼ治りましたが、腰痛はついに63歳の時に脊柱管狭窄症の手術をしました。 頭脳労働やデスクワーク中心だったら転業はしなかったと思いますが、月産20万m程度の国内外の競争に晒されていた零細の織物業では、経営者自身が現場に入りながら営業や経理もしないと多品種小ロット生産の高品質をキープできずに採算も合わなかったという業界の特殊事情があったのです・・・(汗)。 お陰で、100%やり切った(もうこれ以上無理、これが自分の能力の限界)・・・感がありました。 まぁしかし、これまでだんじり祭り期間中以外に太鼓を叩ける唯一の岸和田のだんじり会館が「1人たった5分」という時間制限が、弊社スタジオに年がら年中「鳴物やりてェ!」という本当に太鼓が好きな中学生や高校生や青年団の若者が群がってくるのでしょう。 何でもそうですが、心の底から「本当に好き」というのがポイントで、祭り前にちょこっと練習するだけではとても満足できない潜在ニーズを、完全防音の22畳という広いAスタジオに和太鼓6台を常設するというリスクを負った事によって掴んだのでしょう。 という事で、先月家内が亡くなったところで体調もまだ戻らず、どうも気分が落ち込み気味で気力がなかなか湧いてこない日々が続いていますが、コロナ明けの昨年から音楽ライブ復活の手応えを感じてスタジオ会員数が増えてくる事やジムでのボディコンバットや筋トレを8年ぶりに再開したりして、ナントか気力を奮い立たせようと藻掻いている自分がいます・・・(汗)。 生涯独身の無職で無趣味の68歳なら孤独との戦いでホンと大変ですが、結婚生活42年も含めたこれまでの人生で築いてきた子供3人孫6人や仕事(トランクルーム、音楽スタジオ、不動産仲介業、レンタル自習室、卓球場)や趣味(旅行、ウインドサーフィン、読書、ドラム、ボランティア空手、音楽)がある事によって精神的にかなり救われているのです・・・(涙)。 幸い会社は従業員ゼロの家族経営の無借金経営ですし、個人的な住宅ローンもありませんので、これからの金利上昇や人件費高騰や物価高騰の時代でも何とかヤッテいけるでしょう。 この調子で100歳まで娘3ファミリーらとワイワイしながら、仕事でもうひとガンバリし、趣味を楽しみながら・・・ナンヤカヤとワチャワチャしながら悔いのない人生を送っていきたいと思います。 今年から来年にかけての個人的な目標として、これまで妻の介護で時間的に出来なくて以前からヤリタかった「ボーカル」「アルトサックス」「ドラム」の個人レッスンを受け、青春時代に1番よく聴いて今でも毎日聴いている70~80年代洋楽ロック(シカゴ、CCR、ショッキングブルー、ドゥービーブラザーズ、イーグルス、ボストン、ヴァン・ヘイレン、フォリナー、ジャーニー、ハート、トト、ディープ・パープル、レッド・ツエペリンなど)のコピーバンドへのドラム参加・・・という夢をぜひ実現させていきたいと思いますが、もう68歳なので急がないと(汗)。 体力が落ちる70代後半からは、レギュラーグリップのもっとソフトなジャズ・フュージョン(シャカタク、インコグニート、ブランニューヘビーズ、ボブ・ジェームズ、ジョージ・ベンソン、ブライアン・トンプソンなど)へと・・・妄想が広がります(笑)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.08.25 05:16:55
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