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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
今年7月からスタートした弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」の「ギター&ベース」有料レンタルが、思いのほか利用客が多くてビックリしています。
単に私が所有していたギターとベースを貸し出しているだけなんですが。 個人的に殆どドラムの練習だけで、ギターやベースは練習しようと思っていながら殆ど練習できていない状況だったので、ならば「有料レンタルでもしようか」という軽いノリでしたが、それが内野ヒットになったのか・・・(笑)。 「これは絶対イケる」と思ってたサブスクが失敗したり、今回のあまり期待もしていなかった「ギター&ベース」有料レンタルが少しだけ上手くいき・・・ユーザーさんの動向ってなかなか掴めないモノです。 まぁ起業なんて試行錯誤の繰り返しです。 失敗したら止めて、成功したらそのまま続けるというスタンスの積み重ねで、1年経ってどのくらい事業として成長したか(売上が上がったか)を検証するのです。 もちろん設備投資金額との兼ね合いで、失敗して致命傷を負うようであれば本当にオワリですが・・・(汗)。 そうならないように普通は慎重に慎重を期して、前足を一歩踏み出すのです。 これが賃貸マンション経営でよくあるように企画、集客、集金、建物管理などを業者に丸投げしたり、繊維業界のように流通が長くエンドユーザーからかけ離れたところでいくらイロイロやったとしても、そういったエンドユーザーの動向が何も分からず、梯子を外されたら自分では何もできずに終わりです。 建築建材金物(ホームセンター、大手量販店も)業界のサラリーマンで4年、繊維業界で20年、トランクルーム業界で18年(同時並行で不動産業界で15年、音楽スタジオ業界で8年)という全く異業種の5つのキャリアを過去40年で積んできましたが、多くの失敗事例を見てきた事が役立っています。 自分が失敗したら終わりですから、そうならない為に他社の事例を冷静に分析して、それを自社へフィードバックさせて他山の石とするのです。 結果的に夜討ち朝駆けのサラリーマン時代に営業力を磨き、親の土台を受け継いだ織物業で20年間も年355日24時間エンドレス稼働でしたが中国からの洪水的な製品輸入で単に布を織るだけの家業に限界を感じ、思い切ってトランクルームに転業しても最初の集客でつまづいて他社の織物工場で1日12時間1年半働きながら、その間に朝2時に起きて受験勉強をして宅建士を取って不動産仲介業も兼業して何とか難局を切り抜け、その後はそれまでの経験を応用させて音楽スタジオ、レンタル自習室、卓球場・・・と割とスムーズにコトが運んでいます。 次の新しい狙いは?・・・もちろん非公開ですが、既にもう2年前から具体的に取り組んでいますよ(笑)。 まぁいくら本を読んだり資格を取得しても本当の実力がつくとは言い難く、やはりイロンナ経験を実際に積んでアレコレ壁にブチ当たってこそ、トータル的に自分の実力を底上げするのです。 サラリーマンの転職のように「どこかに勤める(給料をもらう)」というスタンスでは定年で収入がゼロになりますが(他で通用しない)、イロンナ経験を積んで「自分で稼ぐ」というスタンスの本当の実力がつけば定年なんて単なる通過点で、例え仕事が変わっても(転職や転業しても)体力と気力が続く限りメシが食える(収入がある)のです。 あなた任せの、他人が頼りの、会社が頼りの・・・では、いつまで経っても本当の自立ができませんし自信もつきません。 不透明な世界情勢を考えれば自分だけは無関係だなんてあり得ないので、いくら安泰と言われている公務員や大企業のサラリーマンでも60歳以降の自分の将来の姿を想像すれば、2,30代から欧米では主流のジョブ型の他社でも通用する(会社の看板をアテにせずに自分で稼ぐ)スタンスで仕事をすべきですし、公務員やプライベートや家庭を犠牲にして一生懸命働いて大企業のサラリーマン社長や部長になっても仕事を辞めたら「他社で通用しない(使い物にならない)プライドだけ一人前のただのオッサン」になってしまう可能性のある現実をみれば推して知るべしです。 まぁ今回の「ギター&ベース」レンタルの場合は例外中の例外で、パッと閃いてから・・・料金を決めてフライヤーを作ってSNSで告知するまでたった30分です。 ギターとベースをどこに置くとかは後回しで、先ずは集客です。 ビジネスは暗記中心の受験勉強とは対極の・・・勘、閃き、アイデアです。 今回の「ギター&ベース」レンタルは高校1年生バンドに特に人気で、「ギターやろか?ベースやろか?」と悩んでいる子が多いという証拠です。 どちらかに決めてからギター(ベース)を購入しよう・・・という非常に慎重な彼らの心理が見え隠れしています。 これが消費者心理というモノです。 なんせ高校生にとってギター(ベース)は高価ですから。 まぁそういった高校1年生以外に、学校や会社帰りの夕方や夜にフラっとスタジオに寄ってくれる会員さんにも期待したいところです。 急にギター(ベース)の練習をしたくなったけど、家に取りに帰るのは面倒くさい(時間が掛かる)・・・というニーズです。 或いは仕事に営業周りや大阪への出張の昼間に急に時間がポッと空いて、「この時間を利用してギターの練習でもチョコっとやろか」というニーズです。 これは実際に以前からよくドラムのパターンです。 スタジオにスティック(無料)を用意していますので、文字通り何も持たなくてもフラっとくるだけでドラムの練習ができるのです。 ハードロックやヘビメタよりも激しいジャンルとしてラウドロックやスラッシュメタルがありますが、そういったジャンル志向の高校生や大学生のドラマーに時々「ツインペダル」の有料レンタルも根強い人気がありますねェ・・・ ジャズドラムと対極にあるそういったジャンルに対応できるほど、やはり若い子はツインペダルを踏めるほど体力があるのです。 どちらかと言うと、最近のドラムは左足でハイハットを踏むことが少なくなっていますので、我々シニアドラマーこそがツインペダルを使って「左足の運動」もやって、両手両足を使った全身運動をしなければ・・・(汗)。 まぁ高校の音楽室や一般家庭に普及している電子ドラムでツインペダルなんて殆どありませんし、上昇志向のドラマーの「生ドラムで一辺試しにやりたいなぁ~」という潜在ニーズが少なからずあるのです。 そんな他社のスタジオが見逃すようなニッチマーケットを残らず拾うのが、我々零細企業経営者の生き残りに必要なセンスでありミッションなのです。 そういえば、弊社卓球場もラケットもボールも無料貸出ししていますし朝6時から夜12時まで営業していますので、仕事や学校の行き帰りに出来ますねェ・・・ という事で、スタジオを起業して8年半で会員数が2750人を超えましたが、本業のトランクルームに比べると集客で苦労、苦労の連続でした。 途中で「何でこんなに儲からないのか?」と、これまで何回自問自答したか分かりません。 そう簡単には2750人に達しなかったし、採算に乗せるのに大変だったのです。 やはり音楽スタジオは人口の多い都会型ビジネスなんだと・・・人口の少ない田舎でのスタジオ経営は難しく「趣味」「ボランティア(社会貢献)」と割り切ってから心が軽くなりました・・・(笑)。 もう68歳なんで、まだガツガツ儲けている場合ではなく、「自分にしかできない社会貢献」としてのスタジオ経営を通じて、泉州の軽音楽(バンド)文化発展の一助としてそれなりの実績を上げてからでないとマダマダ死ねないなぁ・・・と思う今日この頃です(汗)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.19 19:53:58
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