ドキュメンタリー
以前、ヘルパーさんが言ってた、ドキュメンタリーの再放送が深夜にあったので見た薫ちゃんへ。1825通のラブレター~認知症の妻へ深夜の番組なので、見た人は少ないだろう今となっては、自分はあまり見たくなかったけどね奥さんの薫さんが55歳の時にうちの嫁は53歳だったかなぁ「アルツハイマー型若年性認知症」という診断が下され、それから一度は施設に入れようかとも考えたそうですが、定年前に仕事を辞めて自宅で介護をしているそうです慣れない介護をしながら、奥さんが寝た後、奥さんのことを思いながらのラブレターを綴っているというお話旦那さんは奥さんと同級生で、今も介護をしている年齢はもう、68歳になっている記憶の葉っぱにあった旦那さんの名前も、ついに落ちてしまったみたいです番組の中で、最初の頃は旦那さんの名前を言ってたが、後半の画面ではおばあちゃんになっていた嬉しそうに話す奥さんそれを聞いて表面上は笑いながら接していた旦那さんですが、心の中では泣いてしただろうなぁ 泣き笑いの表情にも見えましたそれと、やはり怒ってしまうこともあり、そのたびに自己嫌悪におちいるとそれでも、奥さんはそのことを覚えていないので、何もなかったように奥さんにごめんね、ごめんねと、そんなことを日記にも綴っていました場面は変わり、楽しそうに手を繋いで散歩をしている姿が映っていたまったく、同じことしていたなぁと・・・屈託の無い奥さんの笑顔がとても印象的で、それが唯一の楽しみだと!見ていて、やはり胸が締め付けられましたそうじゃなぁ、やはり自分も同じだったなぁと最近、奥さんが旦那さんの顔を見ても知らん顔をして遠ざかって行く夢を見たそうですそれは介護に疲れ施設にという今後の展開を予知するものなのか?今はそれもありだと思う自分もゆくゆくは嫁さんの介護は無理になる時期がくるそのときはと腹はくくっていました実はこの二人には会ったことがあるのです2年ほど前になるのですが・・・・・もう、要介護4かぁ、だけど、奥さんの笑顔はあの時と同じだったなぁ介護は疲れるけど、奥さんの笑顔が活力になるからなぁそれを思いながらのラブレターを書いている姿が、また寂しさも感じた大変だけど、羨ましいような、なんとも言えぬ、複雑な気持ちでした自分には今や、日々、仏壇に線香をあげることしかできないからなぁ