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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:フィレンツェ大学
今日までイタリアは復活祭のお休みです。
この時期を利用してヴァカンスに出られている人には最高の快晴の空がひろがっているフィレンツェです。 さて、先日のテストに向けて勉強する前に ガイドライン全10章を読み終えなければならなかったDeliziaですが たった1章の半分を読むのに2日もかかったスローペースでは 当然テスト前までに読み終わることは不可能でした...。 もう諦めモードのテスト前日、学校のお友達数人が 「Delizia、明日の午前中の空き時間、BARでテストに出るところの 最終確認をする予定だけど、アナタも来れば??」 と声をかけてくれました。 「行く行く!」 そしてテスト当日の朝もみんなとの約束の10時半までを使って 朝からずっとガイドラインを読み続けていたのですが終わらず。 「Delizia、調子はどう?」 「6・7・8章が読み終わらなかったよ...。」 「OK。じゃぁ、Deliziaがまとめ終わっていないそこから始めましょう!」 と、私が目を通せなかった部分の覚えるべきポイントから みんなが質問形式で問題を出しては答え始めました。 「大人と老人の1日の水の必要所要量は?」 「1Kcalあたり1ml。」 「子供の場合は?」 「1Kcalあたり1.5ml。」 私はひたすらメモメモメモ。 こんな感じで全10章をみんなでおさらいして、 頭の中でゴチャゴチャしていた数字もずいぶんとスッキリとしました。」 そしてテストを受ける教室へ。 まだ時間は早かったので全員は揃っていなかったのですが そこに見知らぬ男子学生が...。 みんな不審気に見ていると 「ボクはみんなと同じ栄養学科の3年生です。 このテストだけ2年前に逃がしちゃったので受けにきました。」 と、自己紹介。 「へぇ~。あの、もしかして過去問とか持っています?」 と誰かが質問すると 「持っているよ。」 と、彼が凝視していた紙をペラペラ。 この時、教室のあちこちに散らばっていた学生達は マッハの速さでダダダダッと彼に駆け寄り 「ちょっと見せて!」 と、それはもう、過去の問題用紙に穴が開かんばかりの眼光を 四方八方からギラギラと一点に集中させ、解読と記憶の脳をフル回転させてました!!! 1問目 「INRANとは何ですか?説明しなさい。」 え~!INRANとはって何よ? 正式名称答えさせるっての?そんなの覚えてなかった! 正解 「Istituto Nazionale di Ricerca per gli Alimenti e la Nutrizione」 イタリアの健康な食生活のためのガイドラインを作成した機関の正式名称です。 数分間のメラメラの眼光が飛び交った後 もうそろそろ先生が来るから...と、3年生の彼は過去問をしまってしまいました。 フ~ッ。 全て同じ問題は出ないにしても なんとなく雰囲気を掴めたことで、気が楽になりました。 さて、テスト開始。 1問目 「INRANとは何ですか?説明しなさい。」 ウォ~!おんなじ! 6問目 「大人と子供の1日における水の必要所要量について答えなさい。」 みんな、ありがとよ~。 午前中にみんなが整理してくれたお蔭で、こんな私にも半分くらいは出来たカンジがしますよ。 あと、3年生の彼、ありがと~ぅ。 テスト後の授業は5時間続き、また次のテストの課題が出されたりしてキレそうでしたが ちょっとひと息つかせてもらいましょう。 フランスの親戚が送ってくれたキャラメルティー。 キャラメルの香料ガンガンで、部屋いっぱいに甘い香りが広がります。 イタリアに売っていないのでお土産に買って帰って美味しい美味しいと ミルクキャラメルティーにして飲んでいたら夫もハマって 電話でお義兄さんに頼んでおいてくれたみたい。 でも入っていたお手紙はアラブ語で、読めな~い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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