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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:フィレンツェ大学
5月末までに提出っていうテスト代わりの小論文、
28日の他のテスト勉強もしなければならなくて なっかなか手をつけられずにいたのですが まだまだ5月と31日に一気に仕上げて なんとか6月1日の日付になる前に 教授宛てにメールに添付して送信することができました。 ふ~っ。 これで5月中にやらなければならないことは終了。 そして30日金曜日には最後の授業が終了し 授業途中からみんなで乾杯!!となりました。 最後まで息つく間もない濃厚なカリキュラムだったので 最終日はまだ終わってしまう自覚がなくて しみじみすることもなく、あっさり終了...でした。 私にとってこの一年間の金曜日は「魔の金曜日」。 最初の頃はCASO CLINICO (病態別の病状記録と栄養計算と栄養アドヴァイス) が書き上げられなくて、しかも先生は鬼のように意地悪で 恐怖におののいて泣いていたのでした...。 回を重ねるごとに学生達はコツを身に付けていって 先生の鬼の形相も和らいでいったのですが 病院の実習先ではこの鬼栄養士と肩を並べる 濃い、濃すぎるキャラの栄養士陣がズラリと待ち受けていて 何が大変って実習内容より人間関係が大変でした。 イタリア人と働くこと、 それは一言で申し上げますと 何もかも忘れて楽しんじゃったもん勝ち。 意味が解からない...ですか。 ★適度に働き、適度にサボる。 →働き者っぷりすると全ての仕事を押し付けられます。 仕事をしない人が沢山いるけれど それを見てムカつくより、自分も適当に済ませるのが良い。 ★売られたケンカは買って、2秒後に忘れる。 →ストレスはその場で解消します。 みんなの前でも気にしない。大声で立ち向かうのだ~。 その後、ソレについてクヨクヨ悩む時間はムダ。 ★懸命に働きツマラナイ人より、お喋りが楽しい人が好まれる。 →好感度は仕事が出来る出来ないとは関係ない。 時にずっと仕事をしなくても 楽しく喋っている方が高い評価をいただいちゃったりする。 ★寝起きが悪い人には近づかない。 →その日の寝起き次第で人格が変わる。 イライラしている人には決して近づいてはいけない。 ★つまり、全てが感情的。 →2秒ごとにコロコロ変わる各々の感情を読み取るのは不可。 たとえ理不尽な内容を突きつけられても気にしない。 日本の会社社会のように 押し黙って、ストレスを溜め込んで 会社の帰り道、ストレス発散のために居酒屋になだれこんで それでも解消されず病気になってしまう ってのとは正反対なハチャメチャなイタリア社会。 誰も同僚と飲みに行く人なんかいません。 仕事の後はプライベートを楽しむことしか考えられません。 仕事に生きていては余力が残らないので 仕事は適当にこなさなければならないのです。 これでいいのだと思います。 非常に人間的だと思います。 沢山のことを学んだこの3年間。 何度泣いたか解からないけれど 終わってしまうと全てが良い思い出に...。 6月~7月半ばまではテスト月間で猛勉強。 ヴァカンスを夢見てがんばりまっす。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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