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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:モロッコ「食」の話
モロッコの食生活リズムをご存知ですか?
朝食はごく普通に バゲットやアラブ丸パンにバターとジャムだったり オリーブを摘みながらパンをかじったり +ミントティーかカフェ。 昼食は13時から14時頃。 その後主婦は昼寝。グ~。 そして17時から18時頃に しっかりと「おやつ」の時間があり 夕食は軽く21時から22時頃いただいて、一日が終わります。 フランスの義姉宅でも、その伝統はしっかり守られ おやつの時間にはいつも手作りのクレープやパンケーキや モロッコのパンが作られていました。 私の日常生活で、おやつは殆ど存在しないので 「こんなに食べなくてもいいでしょう!」 ってくらい、モロッコのおやつは重いのですが 彼らは夕食よりもおやつを重視する傾向があるのです。 そしておやつをお断りなんかしたら 夕食がかなり遅く、空腹で気絶しそうになるので 郷に入っては...で食べておいたほうが無難でしょう。 どうしてモロッコ人女性が結婚後に ドラエモンのような体系になってしまうか... ズバリこの食生活による結果でございます。 私がモロッコ国民に栄養指導なんかしたって その2分後にはおやつを食べているので ここはグッとこらえて一緒に食べるしかないですな。 さてフランスでも、おやつのお供にはミントティー このティーポット掴み、のちに見慣れましたが 初めて見た時はウケました。 モロッコで購入したものです。 本日のおやつは、モロッコのパン、バットゥボートゥ。 発酵した生地にバターを塗りながら焼き上げます。 同じ生地でバター無しで焼いたり、揚げたタイプもあります。 ビスミッラ~!(いただきます) バターとハチミツがたっぷり染みこんで シットリフワフワで美味~。 モロッコ人女性の心のゆとり、 それは心のこもった手作りのおやつを見れば わかっていただけるでしょうか? 現在のモロッコは、少し忙しくなってきてはいますが 日本とは比べ物にならないくらい ゆっくりと時が流れているのです。 たとえ外国に住んでいても 女性達は手際良く、故郷の味を再現しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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