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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:フィレンツェ大学
寒さと疲れと友人からもらった風邪菌で、とうとう昨日ダウンしました。
一日ひどい頭痛でベッドから起き上がれずにいたら 寝すぎて今日は背中が痛くなってしまい、寝ていられず。 健康が一番、と風邪でダウンしたとたんに気づくんですよね...。 さて、先週土曜日から私の卒論のテーマである フィレンツェ市立保育園のメニュー作成から食育 に関するミーティングの一環で、 栄養士と共にフィレンツェ全5区の保育園を廻っています。 主催はフィレンツェ市役所の保育園の食担当部。 こことコラボしている栄養士をゲストに迎え 保育園の先生や給食担当のコックさん、子供の両親と 給食の現状と問題についてテーマに沿って話し合い 最後に栄養士と質疑応答で問題を解決するという 興味深い内容です。 昨日行われたフィレンツェ2区のミーティングは 残念ながら私は欠席。 明日は5区の保育園で 「スベシャルゲスト、親御さんを迎えて」というテーマで ミーティングが行われる予定です。 背中が痛くて寝てもいられないので、がんばって行ってきます。 第一回目のミーティングはフィレンツェ4区の 「TASSOBARBASSO」という保育園で行われました。 初めて訪れたこの保育園、2003年開園で新しく 広々としたスペースに陽がサンサンと入ってきて 施された室内のデコレーションのセンスも素晴らしく バチバチ写真を撮ってきましたのでご紹介します。 「食べ物と自然」というテーマに沿って用意された展示パネル。 カモミールを摘んでハーブティーを淹れている子供達。 バジルを鉢植えしてペーストジェノベーゼができるまでを学ぶ子供達。 ミニチュアキッチンで遊べます。 お食事ができたらトレーにのせて運びます。 お人形のオムツ替え台。 おねむの部屋~。 すべてが小さくて可愛い☆ フィレンツェの保育園は全て給食施設を備えており 食材は全てBIO(有機栽培)のものを使用しています。 給食担当コックさんは朝から調理場に入り 一通り用意ができると、子供達に本日のメニューを発表。 配膳が終わると、子供達と一緒に給食をいただくそうです。 ここで子供達の好き嫌いや食べ具合を見て 両親とのミーティングに備えるそうです。 展示パネルは一部をご紹介しましたが 他にも興味深い食に関する活動が紹介されており ミーティングでの保育園の先生の熱心な語り口や 職員のチームワークの良さを目の当たりにして ここに通う子供達は幸せだなぁと思ってしまいました。 今年のはじめからフィレンツェ市と栄養士とのコラボレーションを ずっと観察させてもらってきた私ですが 非常に信頼のおけるスタッフ達が食の安全を配慮し 先生達ともこのように意見交換を図って確実な食育を勧めている 保育園の姿に感動しました。 親としても小さな子供を安心して預けられるのは嬉しいことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/11/29 07:45:49 AM
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