モロッコ料理★9種の野菜のクスクス★
この日曜日はラマダン明けで本当に久しぶりに夫と朝のカフェを一緒に飲みました。その後、ラマダン明けの礼拝がFortezzaa da basso(よく展示会で使われる広い会場)で行われるというので夫は出かけて行きました。イスラム教徒が増えすぎて、とうとう展示会場を貸し切ったらしいです。今日は近所のモロッコ人のおばちゃんが私の家に来てフェスタの準備を一緒にしました。メニューは、おなじみのクスクス。今日は具沢山にしましょ、ということで冷蔵庫の野菜をあるだけ投入しました。牛肉、トマト、玉葱、、ひよこ豆、人参、キャベツ、大根、パセリ、大きめの唐辛子、カボチャ、ナス、ズッキーニ...。パセリと唐辛子は香味として、メイン野菜は9種類!調味料は、塩、コショウ、モロッコ人がサフランと呼ぶ、着色料+香料の役割を果たす黄色い粉を投入。上記に書いた順に材料を投入していき、コトコト煮込むこと2時間。さぁ、お茶にしましょうか。 おばちゃんが持ってきてくれた3角形のブリワットという揚げ菓子は春巻きの皮のような生地を細く切ってハチマキのように巻いて作ります。左手のクレープもふんわりしていて美味。バターとハチミツでいただきます。小さなお菓子の盛り合わせは、本日の夫のお土産。今日の礼拝には、沢山のアラブのお菓子が用意されていたそうです。ケーキのように切られているアルジェリアのお菓子がサクッとパイのような食感で美味しかったです。ここであんまり食べたらクスクスが入らないわ、と控えめに。材料に火が通ってきたら、クスクスを蒸し始めます。ここで、ハイ、首を左にかしげて~(また回転させるのを忘れました。ゴメンナサイ。) これはクスクス専用のお鍋。上段の底には無数の穴が開いていて下段で煮込まれている材料の蒸気でクスクスが蒸されていきます。 そして10分於きに3~4回、大皿にクスクスを戻してぬるま湯を注いで、手で揉みこんではクスクスをほぐします。時間と手がかかる料理です。完全にクスクスが蒸しあがったら、モロッコの香り高い発酵バターを混ぜ込みます。そして盛り付け。 出来上がり~!ビスミッラ~!(いただきま~す)今日のクスクスは、いつにも増して味わい深い...。これだけ具が入っていたらしっかりダシが出るわねぇ。ふぅ~。ハムドゥッリッラ~。(ごちそうさまでした)水をゴクゴク。クスクスを食べている間は水を飲まないこと!途中でお腹が膨れて食べられなくなっちゃうそうですよ。土曜日にやっと終わったラマダンを毎年自主的に6日間延長する夫。この6日間の延長はラマダンを一年間やったと同じ価値を生み出すらしいです。がんばってぇ。