心と頭を発育させる絵本の紹介

対象年齢は３歳から、となっています。
いまき　みち作の絵本。

この「ふうちゃん」シリーズは何冊かでてるようです。

ふうちゃんはオスとメスのちゃぼを飼っています。
毎朝朝ごはんをあげて、散歩にだしてあげます。

そうやって毎日面倒を見るのですが、ある日ちゃぼは卵を産みました。
　そして、卵がかえりたくさんのヒナが生まれます。

ある日ヒナのうちの１羽が水入れの中でおぼれて死んでいました。
　そしてお墓を作ってあげました。

　他のヒナたちは大きくなっていき、最後は親に負けないほどの大きさになりました。

　ふうちゃんのちゃぼを飼う日常が、淡々と描かれています。

ヒナが死んでいたのは、私には衝撃的でした。

　哀しいお話でもなく、どちらかというと、ふうちゃんがちゃぼをかわいがる姿が微笑ましいくらいなのに、急にちゃぼのヒナが死んでいたのです。

　そして、その死に対しても、決して大げさにするわけでもなく、お墓を作り、またいつもの毎日が続きます。

　そんな本当に淡々としたお話なのですが、よく考えれば、私たちの日常もこんなふうに淡々としたものですよね。

　特に子育て期間中は、よほどの出来事がないかぎり、毎日大体同じリズムで時間が過ぎて行きます。

　ただ、それになんの不満も感じないか、不満を感じるか、それは人それぞれでしょう。

　昨朝のフジテレビの番組の特集で、料理家の栗原はるみさんが取り上げられていました。

　彼女は、あれだけ有名になっても、自称肩書きは「主婦」。
　家事をすることが大好きでたまらないそうです。

日課となってるのが、リビングにある大きな大きなガラス窓拭き。
　見れば窓がないのかと思うほど、曇りひとつありません。

彼女は料理も家事も全て完璧すぎるほどにこなす毎日だそうです。

そこまでできる人は稀だとしても、主婦も子育ても立派すぎるほどの「仕事」だと、私は思います。

え？私ですか？

ははは。

　私はまだまだ未熟すぎるほどの主婦であり、母であり、
だからと言ったらおかしいかもしれませんが、こうやって毎日ほんの少しでも前進していたくて日記を書くに至ったわけです。


参考までに下の画像は「栗原はるみ」さんのお弁当レシピ集。