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カテゴリ:季節感の味わえる 絵本
前回の「さよならまたね」の続編です。
引っ越して行ったくまの子「クッキー」の引越し先でのおはなしです。 新しい街、もちろんここにはお友達はいません。 新しい街の公園に行ってみます。 そこではたくさんの子が遊んでいます。 「いっしょに あそびたいなあ」 「ともだちに なりないなあ」 でもすぐに友達ができるわけもなく、結局その日は一人で遊びます。 「やっぱり つまんない」 それがクッキーの率直な感想です。 ふと下を見ると、誰かが作った雪だるまがあります。(季節外れですみません・・・。この絵本は冬です・・・。) その雪だるまが一人ぼっちだったので、自分と重ね合わせたのか、「ほら、ともだち つくってあげた。もう さびしくないよ」と。 ところが、翌日から面白いことが起こります。 2つだった雪だるまが3つになっているではありませんか! そこでまたクッキーも1つ作って、雪だるまは4つになりました。 その翌日には誰かさんがまた1つ作っていて、5つになっています。 顔も見たことのない「誰か」と雪だるまを一緒に作っている。 誰が作ったんだろう? この公園で遊んでる子かな? あの子かな? あの子かな? そんなことを考えてると楽しくてたまりません。 でも結局誰かわかりません。 翌日また楽しみに行ったら・・・。 溶けてしまって、ぐちゃぐちゃの雪だるまがありました。 クッキーはとても哀しそう・・・。 だって、その誰かさんとは、その雪だるまでつながっていたのですから・・・。 雪だるまがなくなってしまったら、誰かさんと会えることはなくなるのです。 落胆して帰ろうとするクッキーの横を急いで、走って行き、溶けた雪だるまを見て、同じように落胆している子がいました! 「もしかして・・・」 クッキーにもやっと新しい街でお友達ができたようです。 以前に紹介した絵本「とんことり」(林明子作)と同様、引越した先でお友達を作る、というおはなしです。 「とんことり」な菜の花いっぱいの場面があり、春を思い浮かべます。 この「あえたらいいな」は冬で、引っ越していくお友達にプレゼントとしてあげるときの季節を考えて使い分けたらいいと思います。 夏と秋も探しておきますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.05 14:57:59
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