公《オオヤケ》なるもの
どうも昔から権力とか組織ってものに馴染めない性分だったような気がします。公《オオヤケ》なるものへのヒガミといったところでしょうか。ところがこの頃、協会本部の技術委員や山口支部の技術委員長を務める中で感じている事があります。それは「公というものは、それに向かって集約するものである」という事です。簡単に言えば「個である皆の力を集めて、大きい視点で大きいことをしようよ」といったところでしょうか。ただし、それをより良い方向にコントロールするには「大義」という大きな舵が必要なのではないかとも感じています。40代も目前ですが、このタイミングで公《オオヤケ》の視点を与えられた事はたいへんありがたいです。この業界がより良い方向に向かうには?そのためにももう少し、前に進んでいきたいものです。たぶん、そこが華のありかだと思いますから。