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福岡もコロナが増加中であり、気になるところです。もし感染すれば、周りに迷惑をかけるどころか信用も無くなる訳ですから、感染しないように注意しなければなりません。同時に感染した場合、インフルエンザ症状とともに、肺機能低下による息切れが出ます。ここが風邪やインフルエンザと違うところです。新型コロナウイルスでは発症から概ね2週間くらいで8割の人が、概ね3週間くらいでほぼ全ての人がIgMまたはIgGが陽性になります。抗体が出来て治る人もいれば、重症化して呼吸ができなくなる人もいる。そもそも新型コロナウイルスが人に感染するように変化したのは、食物連鎖に関係している。コウモリが新型コロナウイルスの元々の宿主であったが、蛇がコウモリを食べ、蛇を人が食べたから、ウイルスが取り込まれた動物の細胞中で変化したのだ。欧米人とアジア人(特に日本人)では、ウイルスに対する免疫が異なる訳ではなく、地域偏差(植物花粉)による違いが、考えられる。つまりスギやヒノキ、さらには、イネ、ブタクサの花粉飛散が新型コロナウイルスのレセプターに付き、ウイルスの体細胞侵入に障害となっているのである。フランスの研究ではタバコの煙が、同様の効果を持つことが確認されている。喫煙者の感染者率が明らかに低いという統計が既にでている。ウイルスのレセプターがヒト細胞侵入のカギであり、中和無効化する有機質が花粉やニコチンなのではないか・・ヒトレセプターに各動物レセプターが含まれ、ウイルスが進化の途中でレセプター結合性を獲得してきた。
インフルエンザウイルスのレセプターに関する研究は古くて新しい。インフルエンザウイルスがノイラミニダーゼと呼ばれるレセプター破壊酵素を持つことが分かったのは1940から1950年代のことである。それ故、インフルエンザウイルスのレセプターは、シアル酸を含む糖鎖であることが明らかになった。その精密化学構造は、鈴木康夫教授らにより明らかにされた。 1918年のスペインインフルエンザ (H1N1), 1957年のアジア風邪 (H2N2), 1968年のホンコン風邪 (H3N2)ウイルスは、最近世界流行を起こした2009年のウイルスと同様に、これらのウイルスはヒト以外の動物種に由来しているにも関わらず、全て、ヒト型レセプターへの結合性を獲得していた。1918年スペインインフルエンザウイルス (H1N1) の場合、へマグルチニン分子内のわずか2個のアミノ酸変異が鳥型レセプターへの結合性をヒト型レセプター結合性へと変化させたことが明らかとなっている。すなわち、第1波のウイルスのHAはE190D, 225Gであり、このウイルスは鳥、ヒト型レセプターの両方へ結合したが、第2波のウイルスHAはさらに190D, G225Dとなり、ヒト型レセプターのみへ結合する性質を獲得した。すでに新型コロナウイルスは第2波段階にあり、ヒト型レセプター結合性へと変化させているのである。混合ワクチンが未だ無い現在において、新型コロナウイルスが優勢なのは間違いのない事実である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年08月19日 03時02分47秒
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