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日本では1995年の阪神・淡路大震災のころから大地震が相次いでいる。そして、大地震が心配な場所は、日本中にたくさんある。なかでもフィリピン海、ユーラシアの両プレートがぶつかる「南海トラフ」では、M9級の巨大な海溝型地震が起こる可能性があり、最悪の場合、約32万人が亡くなると推計されている。
4月14日夜の熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震の2日後に、同県東部の阿蘇地方を震源とする強い地震が観測された。この熊本地震等も海底ひずみによるもので、沖縄トラフ(海盆)伸張が原因である。2016年の前の年、九州南端沖合で海底地震が頻発していた。 陸地より海底の方が岩盤が薄いので、割れ始めれば先に海底から始まる。南海トラフ地震を想定するにあり、海域の調査が肝心である。 5月23日、イギリスの科学誌「ネイチャー」電子版に、日本の海上保安庁(海保)による論文が掲載された。海保は観測器を海底に置き、南海トラフ沿い15カ所のプレートの境目の動きを測定。2006~15年度の動きを分析し、蓄積された「ひずみ」の分布図を作製した。海底の観測器による実測値を初めて使った図で、想定以上の大きなひずみも確認されたという。 ひずみの場所はほぼ、政府が南海トラフ巨大地震の震源域として想定する範囲内だったが、想定外の場所にも大きいひずみが見つかっている。 しかし、いつ起きるか判らない地震に対して、予測するには何かが足りないのだ。それが何かとは地磁気の激変なのだが、恐らく誰も信じないだろう。 地磁気の3成分を長期間にわたって記録していくことが大地震予測への早道ではないだろか・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年08月23日 17時33分23秒
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