Valentino【Born In Roma/2019】
【コンセプト】NO RULE IS MY RULE. 軽やかなサンバックジャスミンの可憐さとカシメラン・バニラの甘い余韻を残すエッジィで魅惑的なオリエンタル フローラルの香り。【香調】ヴァレンティノに欠かせない3要素「カラー、クール、クチュール」をもとに構成。カラートップノート鮮やかにはじけるフレッシュな香りを放つカラブリアベルガモットは、イタリアカラブリア州のごく一部の地域でのみ収穫される希少な果実。五感を呼び覚まし前向きな気持ちへ誘います。クチュールミドルノートナチュラルなジャスミングランディフローラム、奔放に豪華なジャスミンサンバック、繊細なジャスミンティ。何世紀にもわたって女性らしさの象徴とされてきた香水で最も豪華な成分の1つとされるジャスミンを3種ブレンドすることで、新しいアプローチのフローラルノートが完成しました。クールベースノートバニラバーホンはレザーにも似たような豊かでスモーキー、絶妙な深みをもちます。個性には欠かせない「闇」と「官能」の感覚を洗練された形で表現。スパイシーさ独特な肉欲的な要素が香りに常識を破るようなひねりをもたらします。【きっかけ】2022年秋『ボーンインローマ ドンナ トリオ ディスカバリー セット』購入。 EDP/10ml×3種/フランス製。¥13,750-・ボーンインローマ(2019)・ボーンインローマ イエロードリーム(2021)・ボーンインローマ コーラルファンタジー(2022)■感想:私の好み度<75>ベリー系ジャムのフルーティ×ジャスミンとバニラとウッディ。トップはややシャープなベルガモットやレモン系、すぐにブラックベリー、ブラックカラント、プラムなどベリー系の果実を砂糖でとろとろと煮詰めたようなフルーティーな甘さが濃厚に広がり、クリーミーなジャスミン(白・青・緑といったイメージではない)とスパイシーなニュアンスのバニラ、そしてカシュメラン/ウッディが土台に。香りの展開は早め少なめ、10-20分で香りが7割程度固定される感覚。コンセプトにあるスモーキーな表現は私にはかなりシアー。これは最近なかなかの煙たい作品アマン『ザァック(2021)』『ウンバー(2021)』を連日こってり使っていたため鼻がちょっとバカになっているからかも。コンセプトから何やら怪しく艶かしい香りを想像しましたが蓋を開けるとそれほど闇や官能といった表現には達していない…というのは私が50代だからであって。20代であればコンセプトに当てはまると思います。■拡散性・持続性拡散性はやや強め、持続性はやや長めから長め。■液の色・ボトル色は少しピンク帯びた明るめのオレンジ。ボトルはヴァレンティノを象徴するロックスタッズ。サイズ展開は10・30・50mlで購入した10mlは少し膨らみのある六芒星柱スリーブ/カバーでゴム製。ピンクで、ピラミッドスタッズが並び一部がフラットでロゴ。使用時にスプレーを押すとスリーブがずれネックに埋もれがち。スプレー部分は回転式で取り外し可能。価格が以前は10ml¥4,950だったのが →¥5,720-!『ヴォーチェヴィヴァ(2020)』のみ四角柱にスタッズ。『ボーンインローマ』シリーズは六芒星柱。グリーンは最新作『グリーンストラヴァガンザ(2024)』■季節秋から春あたり。■年齢10代後半以降。女性向き。大学生が一番似合う香り。20代であればオフィスでも。30代以降はカジュアルで。■似てるかも?今っぽい、2020年前後からよくある『ベルガモット・ジャスミン・バニラ』がキーノートのちょっと煮詰まった甘さで大人っぽいけど可愛らしさもあるタイプ。新鮮味はないですが流行りな香り。下記と同じカテゴリー。・ジバンシイ『ランテルディ(2018)』・ランコム『イドル(2019)』・アルマーニ『マイウェイ(2020)』・パコラバンヌ『オリンピアブロッサム(2021)』『フェイム(2022)』■リピート好きな香りですが、上記の作品が渋滞中でリピートはなし。でも『ボーンインローマ アンタンス(2023)』の10mlは買うかも。