門倉 21日阪神戦先発回避へ
巨人・門倉健投手(33)が予定されていた21日の阪神戦(甲子園)の先発回避が濃厚となった。原辰徳監督(48)は16日、門倉の今後の起用法について「何かアクションがあるかもしれない」と示唆した。 開幕ローテに入ったが、移籍後初登板の3月31日の横浜戦から3連敗。先発6人でただ一人、白星を挙げていない。 阪神との相性も悪い。7日の阪神戦では三回途中4失点でKO。横浜時代の昨季も、1勝4敗、防御率7・33。チームにとって甲子園は2001年以降、勝ち越しがない鬼門、門倉を先発で起用するリスクは避けたい。当面はリリーフとして待機させて、4月28日のヤクルト戦から始まる9連戦中の先発に備えることになりそうだ。 代わりの21日阪神戦の先発は西村が有力。15日に1軍に昇格したが、尾花投手総合コーチは「何でもやってもらう」と中継ぎ、先発の両方で起用する意向。昨季、阪神戦は3試合で防御率1・23と相性がよく、白羽の矢を立てることになりそうだ。