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カテゴリ:トルコの現実
なんでか最近眠いんですよね~。
夏の間の浅い睡眠が、この眠気の原因かしらん。 単語ひとつひとつが出てくるのに時間がかかるう~。 仕事中も普通に眠い。 なんちゅうか、あの小学校のプールの後の授業の時みたいな眠さ・・・。とろとろとろとろ・・。 今日もたくさん寝よう。ってか、今度の休みは寝倒そう。 で、先日の日記の続きです。 トルコの浮気阻止法(かんつう罪法って程の法律じゃないと思うんで、勝手に法名を変えました)が、 トルコにあってもいいんじゃないか、と私は思っていて、 今日はその理由を書きますねん。 トルコでは旦那さんの浮気に悩んでる奥さんというのは、奥さんの浮気に悩むトルコ人男性より確実に多く存在するわけです。 割り合いで言ったら、多分男女比9対1以上なんじゃないかな。 浮気といったら男性。 あ、トルコ人男性の名誉にかけて言いますが、大半の男性は奥さんだけを愛して、大事にしてらっしゃいますよ~~~! まあそれでも圧倒的に、女性より男性の方が浮気をするチャンス(?)が多いと思う。 習慣から、男性の方が街をうろついたり遠出をする機会が多いからだ。 一方、女性はあまり一人では出歩かないし、遠出も滅多にしない。 そうなると他の男の人と出会うチャンス自体がない。 機会自体が均等ではないのだ。 この機会が均等じゃないってのが、この法律あってもいいなと思うポイントなんだけど。 いや、まじですよ。私、まじで言ってます。 男の人は「じゃ、ちょっと(街の大きいビジョンで)サッカー観て来るから」とかなんとか、 夜、家を開けられる。 その間奥さんは近所の人と過ごしたりするわけですよ。 どうあっても、男性の方が制限が少ない。 エルドゥアン首相も「これは女性を守る為の法律だ」と言っている。 トルコの妻達にとっても、喜ばしい法律だと思う。 人間は弱い生き物だから、「自由になんでもできる」となると、 ある一定のラインからふみはずす可能性を考えてしまう。 分かりにくいかも知れないけど、 ある女性(男性)を「素敵だな」と思ったとする。 ここで何も制限がない状態、 独身であるとかね、 そうすると相手とのその後を考えられるわけですよ。 でも結婚している場合、相手を大事に思う気持ちとか、築き上げてきたものとか、 そういったものが「ありえないな」と思わせるわけで、 「ありえないな」と日々思って暮してるわけですよ。 それが無意識に「他の異性」との「その後」を消している。 イスラム教の教えを実践してる人もそれ。 それが異性への(深い)興味自体をそいでると言うか。 これはイスラム教としても、そう考えられているのです。 基本的に人間の弱さというモノを認めていて、 だからこそ日々の心がけを教えるコーランが必要だったわけで。 で、コーランの場合は、結婚した後の不貞ってのは厳しく禁じているわけです。 でも、トルコは政教分離なので全員が全員、深い信仰を持っているわけではないのです。 ただ日本人みたいに仏教徒とも言えるし、仏教徒であるとも言い切れない・・ような状態じゃなく、 信仰薄い人でも、きっぱりイスラム教徒。それは間違いなく。 まあ、イスラム教徒の最低条件はと言えば、 アッラーが最高にして唯一絶対の神であり、マホメットが最後の預言者である、 ということを信じるということ。 上の2点を信じることさえクリアしていれば、イスラム教徒なのです。 でも、そういう人はイスラムのおいしいとこ取りしてる場合が多いんですね。 イスラム教徒は確実に天国に行けると勝手に思ってたり。 あんまり、地獄に行くとは考えない。 イスラム教徒も行くことあるんですよ。じ・ご・く。 真面目なイスラム教徒のトルコ人が言っていたことなんだけど 「お祈りしなかったり、そういうことは神様とその人の関係だから、謝れば神様は許してくれるだろう。」 「でも、人を傷つけたりウソをついたり、そういうことは神様に関係のない話。神様が許すとかそういう話じゃない。」 「だから裏切った相手から許されなければ、それは確実にその人の罪として加算されるんだ。」 きっぱりイスラム教徒のワリに、天国に行けることしか考えてない人がいて、 そういう人が・・・・ってことになるわけですね。 それでも、こそこそはするらしいのですが。 相手にわかんなきゃ・・と。 トルコは女の人、結構恐いですからね。そりゃ立腹するでしょう。 でも女の人は勘がはたらくのよね~。 加えてトルコは噂社会だし。 そういう勘とか噂って、それが本当だった場合すごく傷付くわけで。 「わかんなきゃ」って思ってる人にとって、「わかっちゃったら罰則ね」っていうことが、 「ありえないな」の理由付けになりえれば・・と思う。 嫉妬心とか、猜疑心って、その人の生活の全てを壊すに足るものだと思うのですよ。 だから、結婚という契約をした場合、相手のそういう部分は揺り起こさない気遣いってのは必要と思います。 あ、常識の範囲内でね。他と目あわすなとか、他と口聞くなとか、それは要求する方が病理を持ってます。 トルコの主婦というのは、とても真面目に家庭につくしているし働き者だ。 夫が浮気したとして、我慢強い彼女達のこと、簡単に離婚を望むとは思わない。 もし仮に離婚したとして、この失業率の中、生活がなりたっていけるとは思わない。 かといって、容易く再婚できる保証もない。 夫自身も、決して妻に愛情を感じていないわけでもない。 だったら、男達に少し本能を我慢してもらう法律があってもいいのではないかと思う。 あ、わかんないやって心で浮気してても、神様の前では全てが相手にさらされますよ~。 相手が本心から許してくれなかったら、アウトですよ~。 イスラム教徒のみなさ~~ん。 ああ、コワイ。 あ、明日からはポップな話題に移ります。重いわ。こういうの。 ガラじゃないし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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