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カテゴリ:ブラジルあれこれ
最近、セメントの値段が下がった。
一時期は50キロの袋入りで18RSだったのが 今はドルが下がったせいか、街の建築材屋で11,70RSになっている。 一年以上前に部屋を増築した時に、とっくに完成させてあるはずだったCALCADAという 家の周りをぐるりと取り囲むセメント部分が セメントの高騰もあって、 いまだに未完成のままほったらかしてあったのと、 洗濯物干し場の地面をセメント化したいというかねての希望を 価格の下がったこの際に実現することになり、 ペデレイロ(石工、、大工)を呼んだ。 ブラジルにはペデレイロがゴロゴロいる。 今はペデレイロでなくても、かつてはそういう仕事をしたとか、 手伝ったというだけでもペデレイロなのだ。 建築一級の資格だのという肩書きはない。 ただ、ブロックを積み上げていき、左官のように壁にセメントを投げながら伸ばし、 タイルを張って屋根のあげるという、地震対策なんてまったくないシンプルな作り方のうちなら、 アマチュアのようなペデレイロにもできるのだ。 犬も歩けばペデレイロに当たる?!くらい、自称ペデレイロが多い。 木曜の朝一で来るということに決まり、 朝早くから待ってなきゃいけないはずが、 水曜の夜虫下しの薬を飲んでから激しいめまいがして、 起きていても横になっていてもぐるぐる回っているような状態で、 とてもペデレイロに指示できそうにないわ、 その日に限って朝から寒ーくて面倒くさいなあ、、、、 なーんて思っていたら、木曜日の朝、ペデレイロから電話があり、 「今日は寒いから行かない」 といってきた。 この、寒いから来ない、という理由に思わずふきだしてしまったが、 何を隠そう、私も、寒くて億劫だったので、 ちょうどいい具合にお相子になった。(笑) 次の日、どうにかめまいも治まってきた金曜の朝、 7時過ぎから早々ペデレイロ二人がやってきた。 とりあえずCALCADAからということで、 親子二人のペデレイロたちはさっさと仕事にかかっていたが、 昼前に、娘を幼稚園バスに乗せ、 街へ買い物に行って2時半ごろ戻ってくると、 ペデレイロたちはもう帰っていた。 まあ、ブラジル時間で、ぼちぼちやっていくのだろう。 ちゃんとしたものを作ってくれるならそれでいいのだが、 彼らに増築してもらった部屋の床は、 約5センチくらい、幅が左右で違い、 微妙に台形になっている。 信用できる(と思っている)ペデレイロたちなので、 そのくらいはよしとするかな。。。 たくさんの自称ペデレイロから、 信用のできる腕のいいペデレイロを見つけ出すのは そう簡単ではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.27 16:07:47
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