DINDINの日記

やられますた、うちの電話、雷さんに！！

お昼ごはんを食べている頃に、いきなり、

ほんっとにいきなり雷雨がやってきて、

ヤバイッ！と冷蔵庫、パソコン、テレビ、ステレオ、

すべてのコンセントを抜いた直後、



グヮシャピシャーッ



とすごい音がしたのでソファに飛び乗ったその瞬間、

電話付近が




ブｚーヴｚビｚビzsｙｉーッ




という電気音とともに火花を散らし、

焦げ臭いにおいが立ち込めました。


電話の線を抜く間もなく、ショート！

電話さんお釈迦になっちゃった。。


電話の線を繋ぐとこも外から来る電話線の先も

見事真っ黒にこげ、溶けかかっていました。

突然の嵐の突風で、数キロ先の電信柱が倒れたらしいです。

いやー、油断ならないねえ。

パソコンがやられなくてヨカッタ！！　フーッ。。


その後、お天気はうそのように晴れ渡り、

家の中は停電したままだったので、

水がなくならないうちに洗い物等済ませ、

(水は電気ポンプで汲むので、長く停電が続くとやばい）

速攻で約２０キロ先のC市に、電話機を買いに行ってきました。


激しい雷雨の翌日は、電話機、モデム、その他

電話接続に関する部品が品切れになると聞いたことがあったので、

それを見越して、いそいそと出かけたわけです。



昼間っから満員のバス、街に着くと人人でごった返しているし、

もしかして、みんな電話買いに来てるの？！

なんて思ったけど、

どうやら雷雨は局地的なものだったらしく、

街では雨は降らなかったということでした。

てっきり広域でショート続発して、

電話機全部売り切れてるかと思ったよ～(笑）



それで、電話機自体はいくつかあったんですが、

ダサいのばっかり。。　しかも安くない。。


ある店で以前見かけた、

かわいい白基調の大理石模様で、

ロココ調なデザインの変わった電話機をひそかに狙っていたのですが、

残念ながらもうなく、次の入荷は２週間先、

同じものが入荷できるかどうかは分らない、

ということでした。


仕方なく、何軒か見て回ったものの、気に入ったのないなあ、、

気に入らないものに高いお金出すのもやだだけど、

気に入るのが見つかるまで何週間も待ってられないしなあ。。。

なんて思いながら、最後の一軒に入ると、

やはり、ダサい色、モデルので、お値段も高いのが、

おもちゃのような置物と一緒に並べられていました。


「これしかないの～？」


と聞いてみると、それしかないということ。


ハァー、買わなきゃ電話使えないし、

でも気に入ったのないし、どうしよう。。


と思いつつ、マシな電話がないか、舐めるように

隅々まで確認したけど、やっぱりない。。

そこで、電話と一緒にショーウィンドウに陳列されている

キティちゃんやパンダの置物に目が行きました。


なんでこんなおもちゃが電話といっしょにあるんだろう？？

こどもの日の売れ残り？


一つ一つが汚れないようにサランラップに包まれ、

鍵つきのショーウィンドウの中に飾られてあったので、

何なのかよく分りませんでしたが、

ここに置いてあるっていうことは、まさかこれ電話なの？？

でも、ダイヤルも受話器もないけど、もしや？！


と思って


「これ電話なの？」


と聞いてみると、ズバリ、そうだというではないですか！


「えーッ？？！！　　どうやって使うの？？　見せて！」


というと、ショーウィンドウの鍵を開け、

一つ一つ見せてくれました。


キティちゃんの置物と思ったものは、

実はパカッと縦半分に開き、中にダイヤルボタンがあって、

受話器と一体化しているというものでした。


ひょえーッ！　かわいい！！　こりゃ娘達は喜ぶだろうなあ


でも、電話が鳴ってからいちいち開けないといけないので

もたもたしそうで、実用性が薄いなあ。。。

と、ほかのをみると、

パンダと猫、ペンギンの置物があって、

ペンギンはキティちゃんと同じタイプ、

パンダと猫は、底(腹）の部分がダイヤル兼受話器になっていて、

TALKボタンさえ押して耳に当てればオッケーというものでした。


ほほう、笑っちゃうね、パンダが電話だなんて、

こんなの買って帰ったら、電話を見るたびに笑ってしまいそう！

普通に受話器が付いたタイプの電話機を探していた私は

面食らうと同時に、なんだかウキウキしてきました。

なんて楽しいの！！ワハハハ！

で、肝心のお値段は？


というと、なんと普通のダサい電話の半額近く、

２０RS(約１０００円）でした。


ほほーう、これは今日はとりあえずこのパンダちゃんを買って帰るしかないね。

またいつショートするか分らないし、

ショートしなければしないでいいし、

使い勝手がいいか悪いか、それは疑問だけど、２０RSだし。


ということで、我が家にはパンダちゃんの電話がやってきました。



　 　　　　　　　　　　　
左、お陀仏になったピンクの電話　　　　受話器兼プッシュ部分
右、ご覧の通り、パンダちゃん　　　　　　　　


いや～、これからツーっと発信音を聞いたときは感激したよ～。

ピンクの電話は娘達のおもちゃに変わり、

おもちゃのようなパンダちゃんが現役の電話です。

娘達のおもちゃにされないように、気をつけなくっちゃ。。