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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:ブラジルあれこれ
ふと思いついて日本に住んでいたころあったもので ブラジルの私の住む地域にないものを並べてみました。 日本にあったけどこの辺にないもの。 クリーニング屋、 コインランドリー 銭湯、 ファミレス コンビ二 本屋 ボーリング 自動販売機 宅急便 カタログ通販 ガードレール 自動ドア、 自転車置き場、 パチンコ、 横断歩道、 信号 側溝 川沿いの堤防とかコンクリート(要するに土むき出しのまま) etc、 ほかにもあるはずですが今んとここれしか思いつきません。 歩行者と車の間に設けられるガードレールや 信号、横断歩道などにしっかりと守られているのが日本だとしたら ここはほったらかし、どうぞ各自でお気をつけください、で 車がびゅんびゅんすっ飛ばす国道を 次から次へ歩行者が行ったり来たりパラパラと横断していて よく事故も起こる。 コンビ二や銭湯あったらな~、クリーニングも、、 と思うことはあるけど、その他のものはないのに慣れてしまって 思い出そうとすると時間がいりました。 逆に日本になくてここにしかないものというと、 う~ん、ごみが散乱している、 とか道路の陥没、やたらと多い横断幕タイプの宣伝、 野良犬、白い私服を着た医療関係の仕事の人、 速度減速のためのロンバーダ (道路がもっこりと盛り上げられており、 そのまま突っ走ると車に衝撃が走るので、 速度を落とさなくてはいけない) とあまりいいものが思い浮かばないのだけど、 一番印象的なのは物乞い少年とか 勝手に駐車の見張り番を買って出て金を要求する大人や子供、 とかだと思います。 物乞い少年、サンパウロあたりだと路上で信号待ちの車に よりたかっていくのがあるけど この辺では道端に立っていたり、 人の出入りの多いお店の前に陣取って 通る人通るひとにお金をくれとか、 コシーニャ(鶏肉の入ったコロッケのようなもの)を買って、とか 汚げな子供たちが言ってくるのです。 ブラジルに来たばかりのころは、そういう子たちがかわいそう、 というような感覚でもって接し、小銭をやっていたけど 最近はなんとなく無視して通ります。 こっちだってそんな余裕ないのよ、というような、 すべての物乞いにお金まいて歩いてられないというのもあり、 でもちょっと後ろ髪引かれるような複雑な心境です。 ブラジル人である義兄によると、そういう子供たちは お金をやるとシンナーや麻薬に使ってしまうので やるならお金でなく食べ物をやる、といいます。 いつも見ているとほとんどの人が無視して通り、 たまに食べ物をやったり小銭をやっている人がいるようです。 よく行くアイスクリーム屋兼サウガジンヨ屋(コロッケ系のもの)に入るときは 必ず物乞い少年がいます。 この少年は公立学校のユニフォームを着ていることがあって 学校には通っているのかどうなのかわからないのですが もらって当たり前というような態度ではなく、 なんとなく物ほしそうにみんなの食べるところを見ているのです。 先日またいつものように寄ってきたので 悪いけどなにもあげられないよ、とかわし 中に入ってアイスクリームを注文し食べていると 何を思ったかだんなが外へ出て行き、 少年に話しかけていました。 以前にも一度こういうことがあったのですが ほとんどの人が無視するかたまに恵んでやるだけなのに うちのだんなは物乞いしてくる少年に絡むんです。笑 絡むというか、「ちょっと、お金くれない?」 といってきた少年に 手短にない、で済ませればいいものを 「あるわけねーだろ、お前何やってんだ? 学校は行ってるのか?1+1は?」 とかからかい半分に言い、 ぽかーんとしている少年にさらに、 「計算もできないのか?1+1は?言ってみな?」 とふっかけて 少年が答えると、 「じゃ2+2は?これができたらコシーニャ買ってやる」 といい、もごもご答えにまごついている少年をせかし、あおり、 傍目に見るとちょっといじめてる?!爆 どうにか答えを引き出すと、 「ちゃんと学校へ行って勉強しろよな!」 とか言いながらコシーニャを買い与えたのでした。 周りの人もどぎまぎしながら?こちらを見ていたし 気が気じゃない、なんでそんなことするの?やめなさい! といってもヘラヘラ笑っていただんな。 今回はまたちょっと絡んでから何もあげなかったので 少年はどこかへ引っ込んでいました。 これはだんななりの愛情表現なんでしょうか、 よくわからないけどなんでそんなことするの、ほっといたら?! と言っても、だーいじょうぶ、なんともない、 と気に留めるでもないご様子。 このような不可思議なだんなの一面も 日本では見ることができませんでしたね。笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.13 11:52:12
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