カテゴリ:小説情報
数日後――― 爺さんと婆さんの事件はあれよあれよと言う間に 村中に噂が流れました 誰が爺さんと婆さんを殺害したかは検討がつきません しかしたった一つだけ見つける方法はありました それは犯人は刀を使って殺害したという事です 爺さんにも婆さんにも綺麗な一筋だけ傷がありました その見事な切れ口は刀の他でもありません また、この時代には刀狩令があったため 刀の所持を許されるのは将軍、または将軍に仕える侍のみでした 『おい、そこの坊主』 村の門番は一人の少年を止めました 侍、とでも言えばどうにかなるかもしれません しかし法律上、侍になれるのは二十歳からでした その少年は明らかに十五、六といった歳です 不審に思った門番は 『坊主、名前は何ていうんだい?』 などと質問をいくつかしましたが少年は一向に口を閉じたままです しばらく経って少年はたった一言呟きました 『…黒咲 桃』 『桃か…妙な名だな。 その刀は何処で手に入れた?』 それを聞いたが最後 門番は門共々真っ二つに斬られていました その事件以降、彼について調べようとする者はいませんでした ただとある3人を除いては… …マジこの小説クズみたい(ノД`;)*゜*。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.26 15:45:15
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