カテゴリ:小説情報
門が無くなったその村を 桃は堂々と歩いていました 『ちょっといいかな?君。』 そこにいたのは門番でも将軍でもありません 単なる3人の男女でした 最近は何かと突っかかってくる輩が多い… 桃は厭きれていました 次に口を開いた奴の口を斬ってしまおう、と思いました すると人懐こそうな背の高い青年が口を開きました 桃は、すかさず青年の口目掛けて斬りかかりました 『…まぁ落ち着きなや。』 桃は目を疑いました 青年を殺すために振った刀は いとも容易く青年に止められていたのですから 『最近の斬殺事件を起こしてるのは君だろ?』 彼に止められた刀を戻し、守りの体制に入りました 『大丈夫よ、攻撃はしないわ。誰かに雇われてるわけでもないわ。』 しばらく凝視した後、刀を腰に差しました 『…何者だ?』 珍しく桃から口を開きました 『そういう時ァ、自分から名乗るもんじゃあねぇかい?』 『…黒咲…桃。』 すると彼らは徐に自己紹介を始めました 桃の攻撃をいとも容易く止めたのは『戌井 鋼牙』 後ろにいる二人は『猿入 大和』と『雉 高麗』 彼らが何を企んで桃に話かけたのでしょうか それを桃本人が知るのは出会って2日後の事でした 終わりが自分で見えねえ… つうかよォ… 序章長ぇ… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.27 21:29:25
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