カテゴリ:小説情報
『…ようするに、鬼が鬼を統括するべきなの』 猿入が説明する最中も桃は不満を募らせていました 『…なんだよ、お前が言ったんだろ、 “鬼同士で解決すべき”って 墓穴掘ったのはお前なんだからな』 ただそんな事より桃には一つの謎があった 『…何故俺が鬼だと解った?』 すると雉は長々と説明を始めた 『鬼には習慣があってな 必ず毎年新年に一人ボスに新しい付き人が加わるという… 将軍で言うところの“侍”だ それは鬼の中で一番優秀な奴が選ばれる しかしだ 今年は情報によると一人も加わっていないんだ そこで俺達の中で一つの答えが出たんだ その優秀な鬼は“鬼の軍団”から脱退したと』 そう、桃は鬼の軍団の脱退者なのです しかし鬼の軍団を脱退するという事は裏切りに等しいのです 『本来裏切った鬼は殺されるんだ つまり元々お前が俺らの将軍になろうが断ろうが 結局は鬼達がお前を殺しに来るって事だ』 そういう形になれば桃は仲間を作った方が戦闘が楽になるのです 桃は言いました 『なろう…お前らの将軍に』 …なんか文がゴッチャ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.01 20:07:28
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