ジャズ
梅雨明けを今か今かと待ち続ける今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか?さて、今日はあまり業界と関係ない話をば。僕は結構音楽が好きな方なのですが、あまり歌謡曲などは聴きません(それでもカラオケで半日ぐらいはこもって歌えるくらいの『古い』レパートリーは盛りだくさんです(笑))。どちらかといえばイージーリスニングやジャズなどが中心です。小学生の頃、半ば強制的に習っていたピアノ(今思い起こせばもっとやっておけば良かったように思います・・・両親に多謝m(__)m)はあまりにもつまらなくなり中学3年生の時に挫折。その後しばらくクーリング期間というか、高校に入ったという環境的な変化からか音楽は授業以外ではしばらく縁遠いものになっていました。しかし高校2年生の時に聴いたベートーベンのピアノソナタ『月光』があまりにもすばらしく、これは自分でも演奏してみたい!と思うようになり再び独学で弾き始めてみました。試行錯誤を繰り返しながら有名な第一楽章からあまり知られていない第二楽章、そして激しい第三楽章まで(バタバタしながらも)完奏することができました。たかだか数分間の曲ですが、それまでのブランクも相まり約1年近くを要しました。しかし達成感は大きく、その後の音楽に対する考え方が少し変わったように思う出来事でした。 高校3年生になってからは中学時代の友人らと作曲・演奏の日々を送りました。ちょうどデジタルシンセサイザーが高校生の手の届く範囲にまで値がこなれ、音質も良くなってきた矢先でした。手軽に多重録音ができる環境になり、皆で楽器を持ち寄っては年に数度デモテープを作り、立派なインデックスや解説本を添付してみんなに聴いてもらっていました。歌い手は誰もいないので(笑)インストルメンタルばかりでしたが、カシオペアやT-スクエア、高中正義らの曲をアレンジしたりして楽しい日々でした。そしてこのころにジャズに出会ったのです。まだレンタルレコードが残っている時代で、CDは普及しつつあったものの名盤はまだまだアナログにしかなかったりしてあちこちの店を探し回りました。田舎なのでなかなかレンタル店もなくって大変でした。学校の先生がもっていたりしたりして、借りたりしたことも多かったです。このころよく聴いていたのは元々鍵盤弾きであった影響からかオスカーピーターソンなんかが多かったように思います。名曲『枯葉』を覚えたのもこのころでした。受験勉強中も他大学での仮面浪人中も、本当の浪人中(笑)も暇があればジャズを聴きました。そして大学へ。大学では絶対にJazz研だと思っていましたが、田舎のへっぽこ大学にはそんな洒落たクラブはなく、仕方なく軽音楽部へ。軽音楽といっても昔の先生方が付けた名前ですので中身はジャズでした。メインが(17人前後で演奏する)ビッグバンドというクラブではありましたが他に音楽関係のクラブはなくここに入部。しかしこれが後の僕の音楽観を形作る大きな転換点でした・・・。話が長くなってきたので続きはまた後日に(^^;;