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カテゴリ:詩・小説・想い事。
(先日の日記は削除しました。)
MAXまで落ち込むと、 人って不思議とそこから違う世界を見つけられるような気がします。 真っ暗闇から見上げる空が途方もなく高く、 明るいように。 おそらく、 地面に座り込んだらまずやることって、 寝転んででも、 膝を抱えたままでも、 とりあえず上を見上げることかも。 いままでと違う自分に、 無理してなろうとは思いません。 だけど、 無理をしなくてもそうなれる時まで、 ゆっくり待ってみようと思います。 人と自分を比較してるうちなんて、 やっぱり駄目ですね。 私は私と思えているときのほうが、 人は誰よりも可愛く、美しく、格好いい。 私は私でいたいです。 どんなときも。 きのう、 削除したあの日記を書いたあと、 私はお風呂に入って、 読みかけていた『ナルニア国物語~カスピアン王子の角笛~』の 最後の章を読み終えて、 おはるちゃんの隣にそっと寝そべったら、 おはるちゃんは安らかな表情ですやすや眠っていて、 寝ぼけながら、 汗ばんだちっちゃな2本の腕を私の首と肩にのせて、 おでこをぴとっと私の胸にくっつけました。 あまりの温かさに緊張の糸が一気に切れ、 涙が溢れました。 そのとき思いました。 私が自分を誰かと比較して落ち込むなんてことしてたら、 この子はどうなるんだろう。 私は堂々と、 この子の母親でいることが、 最大の誇りなんじゃないか。 この子が生まれてからずっと、そう思ってきたじゃないか。 それでいいじゃないか。 これからもずっと。 勝ち組だ負け組だなんて、 こだわっていたのは、 実は私のほうかもしれないな。 壊して、直して、その繰り返し。 人生なんて一生自分探しの旅なんだ。 私はまだ何も見つけてないのかもしれないし、 見つけていても気づいていないのかもしれない。 明日はどんな一日だろう。 いろんなことに引きずられるように落ち込んだ昨日とは、 きっと違う風が吹く。 そう信じて、 自分を信じてみよう。 私のまわりを見渡せば、 みんないつも力をくれる人たちばかり。 この人たちを裏切れない。 だから私は私になるために、 明日もゆっくりと歩いていこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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