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今日は立夏。暦の上ではもう夏。・・・と言ったって、こちら岩手ではこの前雪が消えたばかりで、まださむ・・・と、例年ならばなるところが、今日は暑い、暑い。
牛舎のインバーター付きの大型扇風機も、夏の日並みにガンガン回っている。 お昼はざる蕎麦なんかすすりたくなった。日暮れとともに、庭でビアガーデンでも開催したいくらい。 でもそう思って油断して、夏仕度なんかしてると、風邪引きそうなくらい寒くなるのが北国の常。気をつけなくちゃ。 そしてもうひとつ、今日はこどもの日。子供のいない私にとっては、昨今とんと縁のない祝日だが、広く世界の、日本の子供達の今を考えると、もともと持っている才能や感性を、大人の都合で曇らせたり、萎れさせたりすることなく、のびのび育ってほしいなと思う。 自分の子供の頃を思うと、かなりのんびりのびのびしてたな。いつもなんか草の匂いに包まれてて、季節ごとの風や音を感じながら生活してたなあ。田舎特有の不便、不自由もあったけど、それをクリアするための工夫すら楽しんでいた。 そんな風にのびのび育ててもらった今の大人たち、こんどはそういうフィールドを子供達に作ってあげようよ。よその子も同じように見守り、叱ってもらってた頃のような。汗を流して働いたり、「おたがいさま」と助け合ってる姿を見て、そうすることを覚えていった頃のような。 「よその人に挨拶したり、話したりしちゃいけません」なんて教えなきゃいけない世の中なんて、かなしすぎる。私みたいにあまり子供達と接点がないと、長い山道を登下校している子供らに「乗せていこうか?」なんて声をかけることもできない。子供が話しかけて寄ってきても「おいでっ!」なんて交流する前に呼び戻されたり。 いらんことをする、よからぬ輩がいるからだ。 国を富ませ、発展させたいと思うなら黙って子供を情緒と教養豊かに育てるだけでいい。 核だミサイルだ、年端もいかない子供達に銃を持たせて戦わせるような世の中なんかいらない。 官僚や政治家の懐を肥やして、医療や教育に割くお金や人材が不足するような世の中なんていらない。 誰でも無限の可能性をもって生まれてくるんだもの。その未来を摘み取るなんてことは、誰にも許されない。 子供達のために、あの頃子供だった私には、一体何ができるだろう・・・そんなことをふと考えた『こどもの日』。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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