テーマ:ひとりごと(15381)
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ご無沙汰いたしました。みなさま体調など崩していらっしゃいませんか?10日近くも更新せず、しかもそのときのブログがブログだったため余計なご心配などかけてしまったのでは・・・なんて気をもんでいました。
この10日近く、私は落ち込んだりぼんやりしていたわけではなく・・・というか忙しすぎてそんな余裕もなかった日々でした。牛乳の成分の検査があったり、パドックと通じている房室の掃除をしたり、子牛を市場に出したり、分娩があったり(今回、ホルスタインの女の子でした。後継牛です)、作業効率アップのために牛舎の道具類の徹底整理をしたり、牛を移動したり・・・。 それにもってきて夏日、真夏日の連続で一日の作業が終了する頃には汗と眠気でくたくたのぼろ雑巾みたいになっていました。とはいえ牛舎の仕事は毎日のことですし、効率よく、牛が過ごしやすい環境を整えることを心がけなければ・・・。 今回、チビちゃんたち専用のミニミニパドックとキッズルームをつくり、離乳したチビちゃんたちが元気に走りまわったり、風通しのよいところで涼しく眠れるようにしてみました。現在5頭が入っています。 見ているとまったく人間の子供と変わりません。お姉ちゃん牛を先頭にみんなで同じ方向に「ぶわああああ」と声を上げて走って(人間だと「きゃあああはははは」みたいな感じ)、一番のおチビちゃんがどった~んと転ぶ・・・みたいな光景が延々と続きます。 「ああやってはしゃいでて、最後に疲れて下痢したり熱出すんだよな」と牧場主。そこまで一緒かよ。 「ねえねえ、外行ってみない?」と相談して2頭連れ立って出て行く子達。 「あれ?ちょっとお、誘ってくれたらいいじゃ~ん!」と、皆がいなくなったのに気付いて「うわあああ」と叫びながら慌てて外に出る子。 通せんぼして遊んでいる子。 見ているとほんとに、幼稚園みたいです。笑ってしまいます。かわいいです。 そんなこんなで忙しいながらも充実した(?)日々を過ごしていました。 そんなミニミニパドックの掃除をしていると、雨あがりの来訪者が・・・。 かたつむり君です。殻から角まで精一杯のびてるとたばこの箱くらいの大きさです。こんな形のかたつむりは何十年かぶりに見ました。うちのまわりにいるのはなんか「法螺貝をちいーーっちゃくしたの」というか「しじみ」というかくらいの大きさと形の殻をのっけたちいさいのしかいなかったんですよ。 子供の頃は大きくてくるくる巻いた殻をのっけたかたつむりがごろごろいたのに・・・これも環境破壊かなにかの影響・・・?なんて思っていたので、再会できてうれしかったです。 子供の頃、庭先でかなり大きなかたつむりを見つけて「マイちゃん」と名づけて飼育したことがありました。朝起きると「おはよう」と声をかけて世話をし、学校から帰ると「ただいま」と様子を見に行く、そんな毎日でした。 ところがある日、学校から帰るとマイちゃんの姿がありません。「マイちゃ~ん、どこ~?」と必死に探していると、マイちゃんはなんと、箪笥と箪笥の隙間からでてきました。 そんな楽しいマイちゃんとの日々はけっこう長く続きました。今でも雨がさわさわ、しとしと、音をたてて降る日にはマイちゃんを思い出します。 子供みたいに毎日いろんな生き物や景色に喜んで、元気に過ごす私です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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