ひねもすのたり牧場日記

今日は朝から陽が射して、涼やかで高い空が広がっている。


今日は母の百か日だ。


百か日とは卒哭忌といって、亡くなった人への悲しみにくれることを終わらせる日なのだそうだ。

母が亡くなって寂しいし、もうちゃんと気持ちは整理できましたか、と聞かれると、正直どうなのか自分でも量りかねる。でも、母が旅立っていったときのあの安らかな顔を思い出すと、いつまでも後ろを向いていてはいけないと思うし、母はもうきっといろんなところに行ったり、会いたかった人に会って幸せに過ごしてくれているような気がする。


今月は母の生まれた月でもある。重陽の節句に、蔵で生まれたといっていた。


今日は母の好きだったおはぎやぶどうをお供えしよう。


黄色いケイトウと、深紅のガーベラも花瓶にたてて。