テーマ:「愛」・「命」(2793)
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本日、当牧場にホルスタインの女の子が生まれました。すでにお転婆全開で、一番最初のお母さんのお乳(初乳)をあげる時点でみぞおちに蹴りをくらいました。 でも元気で生まれてくれることは、嬉しいことです。 今回お産したお母さんは、3年前に当牧場で生まれておんなじようにミルクを飲ませて育てた子です。 そんな子が育って、また赤ちゃんを産むのを見るというのはなんともいえない気持ちです。 その土地でずっと赤ちゃんを取り上げてきたお産婆さんか、おばあちゃんにでもなったような気分です。 何度遭遇しても、命の誕生は素晴らしいです。「生きてること」自体が素晴らしいってことが、理屈抜きで感じられます。 今日のお産は安産だったので、その模様を写真に収めました。 ですので、ここから先は、リアルな写真がダメな人は見ないでください。 まず、こんな風に脚がでてきます。しばらくすると、鼻先もでてきます。 このときに鼻や脚に触ると、ひっこめたり、舌を動かしたりします。 これは逆子じゃない形なので、このまましばし見守ります。 そして、顔が出てきます。 ここからはお母さんにがんばってもらいますが、あんまり時間がかかるようならちょっとだけ引っ張って手助けします。 だけど、本来はお母さんががんばらないと、お母さん自体の回復が悪くなります。 ぽこっ。 「はじめまして~。よろしくね~。」 こんな感じで年に何十回と、こういう光景に遭遇します。 元気に生まれることも、そうでないことも。 だからこそ、ひとつひとつが愛おしい命。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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