ひねもすのたり牧場日記

今日、馬っこパークいわてで開催されている山麓工房フェスタに行ってきた。１０月２日～４日までの開催で今日は最終日。年に一度の楽しみなので、仕事を頑張って終わらせて向かった。


去年は一人で行ったが、今年は暮らしを楽しむ達人　Ｉ　さんと一緒。というのも去年ブログに載せたときに見ていた　Ｉ　さんが今度はぜひ一緒にと言ってくれたのだ。


聞けば　Ｉ　さんのほうが工房フェスタのファン歴は長くて、まだ岩手山の馬返しで開催していた頃足を運び、会報なんかももらっていたらしい。


寒いような、歩いているうちに暑くなりそうな、微妙な天候。だが休日の最終日ということもあってかなりの人である。


「じゃひとつずつ見てまわりますか」と　Ｉ　さん。ひとりぶらぶら楽しむのもいいが、これはここが素敵だね、こんなのはじめて見ますね、なんて言いながら、実際アーティストさんにいろいろ質問したりやりとりしながら見て歩くのも、これまた楽しい。


いろんな感性が生み出した、いろんな作品を手にとってそのなじみ具合や質感に触れる。

自分の生活のなかに溶け込んでいく様を想像したりしてみる。


ゆっくりと流れる、至福の時間。





陶器、ガラス、ホームスパン、木工、アクセサリー・・・などなど。どれもひと手間、ひと手間に作家さんの愛情が感じられるものばかり。


ひとしきり見て歩いたあと、フードコーナーでお昼を食べることに。今回のフェスタでも「マイどんぶり、マイ箸、マイバック」持参を呼びかけていて、大抵の人が持参した器と箸で食事をとっていた。

なかには「現地調達」したんでは？というような器で食べている人も。

私と　Ｉ　さんもしっかり自分のどんぶりとお箸をもっていき、豚汁や芋の子汁を堪能。

「イワナははずせないよね。」と炭火で焼いたあつあつをほおばる。ほかにおからのコロッケや豆腐田楽を食べて、けっこうおなかいっぱいに。


そのあともう一回りして、いよいよお買い物。


まずは、入り口付近のブースで一目ぼれしていた、これ。



当牧場のメッセンジャーに決定。


そして



マイ箸セット。　広げるとこんな感じ。



ちなみにまきまきするほうが私用。ホック式は牧場主用。まきまきは　Ｉ　さんも柄違いをお買い上げ。

最初自分用のみ握り締めてた私。Ｉ　さんが見かねて「きみきみ、ご主人のは？」と。


ここにあるもので暮らしが彩られたらどんなに素敵だろう・・・と思ったが、それにはまだまだ「労働」と「５００円玉貯金」が必要だ。（とかいうことを、去年も書いた気がする）


秋の日の心豊かになれたひとときだった。