テーマ:ささやかな幸せ(6737)
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先日までの雪も止み、月の光が凍える空を暖かく照らす夜。
何百という鈴の音と、トナカイの引くそりのながいながいシルエットが見えるような雪灯りの牧草畑の上。 自分のところにもきっとサンタさんが来てくれると、子供のように想う。 小さい頃は、欲しいものも描いた夢も沢山あって、 サンタさんにどれをお願いしようか迷うようだった。 今は・・・、 目が覚めたら、昨日よりももっと強くてピュアな心を持ってる自分が欲しい。 もう成人式を2回もしちゃったけど、 遠くの光を目指して、走ってはしって・・・ ただまっすぐにそれをつかみに行っていたころの心が、もう一度ほしい。 今朝目が覚めて仕事を終えたころに、 差し込んできた朝日のまぶしさに、ぐうううっと伸びをしたら、 昨日よりもちょっと、夢に近づいた気がした。 夕べのうちにサンタさんは、 私の胸の上にプレゼントを降り積もらせて、 朝の光で溶けてしみこむようにしてくれたんだ。 私はいまだに、子供のまんまだ。 牛舎の横の雪の上に沢山のトナカイの足跡と、 大きなブーツの足跡と、 鈴がひとつ転がっている。 「サンタさんはちゃんと来てくれた」 子供のまんまの、心がはしゃぐ。 みなさんのところにも、サンタさんは来てくれましたか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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