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薪ストーブの中で乾いた薪がパチパチいいながら燃えている。外は小さく薄く、雪が舞っている。
牧草を一輪車に積むとき、配合飼料を外からもってくるとき、手が冷たいのを通り越して痛い。感覚が無くなる。 ここ数日、岩手は日中もマイナス気温という真冬日が続いている。 そんななかでも、毎日外で頬や手をかじかませながら働いている人たちもいる。 そんな人たちの毎日で、世の中は動いている。 毎日雪を降らし、冷たい風を運ぶ空。 そんな低く曇った空が雪を降らせる手をとめて、ふっと太陽の光を届けてくれることがある。 なんて暖かいのだろう・・・と思う。 まだ星が出ている空を見ながら仕事をはじめて、仕事が終わる頃射してくる朝の光。 陽の光って、こんなに暖かかったっけ・・・と思う。 寒さが厳しいほど、日差しの暖かさが身にしみる。 冷たくて動かなくなった手をかざした薪ストーブの暖かさが、指先から徐々に寒さを融かしてくれる。 今日も寒い中働いている人たちのために、 北風よ、どうか今日はお休みして・・・と思う。 太陽よ、どうぞ時折顔を出して暖めてあげて・・・と願う。 この寒さで、心身ともに凍てついたあなたへ贈る一枚。 身体を寄せ合い、腕枕で眠る男二人。あかくんとのらくろ。 もはや冬の風物詩。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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