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カテゴリ:読書
ブゴウスキーは自分にとっては神様のような存在である。
その彼が、神様と言っていたジョン・ファンテの息子がダン・ファンテである。 父の最期を看取る為に妻とLAに旅立つ。 すでに酒精中毒の彼はまともに父の死に向き合う事が出来ない。 父の飼っていた老犬と共にLAを車で旅をする、という内容。 そこまでさらけ出すか?と思うのだが、真剣に父の死に向き合おうとすればする程よくない方向に向かってしまう主人公を見ているうちに、自分を重ねてしまっていた。 ハッキリ言って好みが分かれる作品なのは確か。 ジョン・ファンテの翻訳物も読んでみたいのだが、約80年も前の作品で、絶版かもしくはコレクターズ・アイテムとなっているので、原本自体が入手困難なのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月20日 19時10分16秒
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