014714 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

かんがるー日和の読書録

かんがるー日和の読書録

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2007.09.24
XML
カテゴリ:ビジネス



≪あらすじ≫

銃とプール、危ないのはどっち?

相撲の力士は八百長なんてしない?

学校の先生はインチキなんてしない?

ヤクの売人がママと住んでるのはなぜ?

出会い系サイトの自己紹介はウソ?

若手経済学者のホープが、日常生活から裏社会まで、

ユニークな分析で通念をひっくり返します。

アメリカに経済学ブームを巻き起こした新しい経済学の書、待望の翻訳。



週刊ダイヤモンドで

“2006年のベスト経済書 第一位の書”

ということで読んでみました。


中でもいちばん興味深かった内容。


子供を午後4時までに迎えに来なければならないイスラエルの保育園。

しかし親はよく遅れてくる。

そこで10分以上遅れた場合、

その親には毎回子供1人につき3ドルの罰金を科すという実験を行った。

すると、親の遅刻は予想に反して倍以上に増えた


ほんの数ドル払うことで、遅刻することへの罪悪感が無くなってしまったからだ。

(その後、罰金を廃止しても遅刻の数は元には戻らなかったそうだ。)



なるほど。


いままで、「ルールを守らないといけない」と思っていた親も

「お金を払えば預けておいてもかまわない」と考えてしまったことが原因だろう。


“他の人よりお金を多く払っているから、

その分のインセンティブを得ても当然”



最近、この考えが蔓延してはいないだろうか?



たとえば、私もよく使うJALのクラスJ。

普通席と比べて、値段が少し高めであるクラスJの乗客の中には

わがままなことばかり言う人間や、偉そうに物を頼む人間がいる。


きっとそういう乗客の心の中には

「ルールを守らないといけない」という気持ちよりも

「他の席より高いんだからこのくらいは当然の権利」

という気持ちが強いんだろうなぁ。




本の内容としては全体を通して、アメリカの事例ばかりで

日本人にはいまいち実感できにくいところが多く、

後半はまったく面白くなかった。


この本のオススメ度 ★★☆☆☆





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.09.24 21:23:20


PR

プロフィール

かんがるー日和

かんがるー日和

カレンダー

カテゴリ

コメント新着

ニット坊@ 約束がちげーだろww おフェ-ラだけの約束だったのに、せがま…
サラシ@ ちょwwwwww > りょーさん ええまさかwwwって思…
グレムロン@ オオオオオオッキしたwww ちょww まだ4人しかヤってないのに既…
ネリ消し@ ムラムラムラムラムラムラァァァア!!!! 相互オナって約束だったけど、結局中だし…
無民@ ヌップヌプ! http://doemu.gijack.net/LoBlPbs/ コレ…

お気に入りブログ

izupoのブログ izupoさん

© Rakuten Group, Inc.
X