全て
| 日々の暮らし
| おいしくて、しあわせ
| 沖縄だより
| 音楽のおはなし
| 見る、読む、聴く
| シリーズ「手」
| 花日記
| 音楽療法
| ぴっぴのお気に入り
| pippiano jr.の世界
| 旅日記
| グランパ写真館
| kick's works
| 空日記
| マンホールエキシビジョン
| Nori with pippiano
テーマ:今日聴いた音楽(75611)
カテゴリ:旅日記
Cantus Animae 第21回演奏会・第一生命ホール(中央区晴海) 3日目は、晴海のトリトンスクエアにある第一生命ホールへ Cantus Animae の演奏会を聴きに行きました。 息子のお友達がこの合唱団 のメンバーのひとりとして 出演するのです。 日本でトップクラスの合唱団らしく チケットは早い時期に完売。 なので、早めに会場に到着し前方の席に座りました。 天井にセッティングされているバトンの照明装置を見ていたら 夫のことが思い出されます。 生前、舞台の演出や 舞台監督をしていた夫が 本番前のステージを、台本や進行表を片手に 最終チェックに走り回っていた姿 そんなこんなを思い出すと、つらくなってしまいそうで 実は夫が亡くなってから 一度も、コンサートホールに行ったことはありませんでした。 だからこういう場所に来るのは、4年ぶりくらいです。 「お母さん、演奏会に行かない?」 誘ってくれた息子にも感謝したいし ”もうそろそろ行っても大丈夫だよ・・” と この日が来るのを見守ってくれていた 時の流れにも感謝です Cantus Animae 第21回演奏会 この日のプログラムは 三善晃を中心に、信長貴富、松本望、3人の作曲家の作品で構成されていました。 指揮は、雨森文也さん ピアノは平林知子、野間春美さん この世のものとは思えぬほど美しい響きが ホール全体を満たし、聴衆をつつみこみ 涙がとまりません。 こんなに美しく完成された合唱を聴くのは初めて 音が鳴っているときよりも フレーズが終わるときの余韻、そしてそのあとに訪れる静寂 ほんとうに音楽にたいせつなことって、こういうことだなあと 確かに思えた時間でした。 うちに帰ってきてから 三善晃のピアノ曲、弾きたくなって 楽譜を出してみました。 「海の日記帳」 . ● 印刷博物館 Printing Museum Tokyo ● ← ひとつ前の日記へ Mail to pippiano → お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.08.06 19:37:16
[旅日記] カテゴリの最新記事
|