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2017.08.06
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カテゴリ:旅日記









Cantus Animae 第21回演奏会・第一生命ホール(中央区晴海)






3日目は、晴海のトリトンスクエアにある第一生命ホール
Cantus Animae の演奏会を聴きに行きました。

息子のお友達がこの合唱団 のメンバーのひとりとして
出演するのです。

日本でトップクラスの合唱団らしく
チケットは早い時期に完売。
なので、早めに会場に到着し前方の席に座りました。




天井にセッティングされているバトンの照明装置を見ていたら
夫のことが思い出されます。

生前、舞台の演出や 舞台監督をしていた夫が
本番前のステージを、台本や進行表を片手に
最終チェックに走り回っていた姿

そんなこんなを思い出すと、つらくなってしまいそうで
実は夫が亡くなってから
一度も、コンサートホールに行ったことはありませんでした。

だからこういう場所に来るのは、4年ぶりくらいです。

「お母さん、演奏会に行かない?」
誘ってくれた息子にも感謝したいし
”もうそろそろ行っても大丈夫だよ・・” と
この日が来るのを見守ってくれていた 時の流れにも感謝です



Cantus Animae 第21回演奏会
この日のプログラムは
三善晃を中心に、信長貴富、松本望、3人の作曲家の作品で構成されていました。
指揮は、雨森文也さん
ピアノは平林知子、野間春美さん

この世のものとは思えぬほど美しい響きが
ホール全体を満たし、聴衆をつつみこみ
涙がとまりません。
こんなに美しく完成された合唱を聴くのは初めて

音が鳴っているときよりも
フレーズが終わるときの余韻、そしてそのあとに訪れる静寂
ほんとうに音楽にたいせつなことって、こういうことだなあと
確かに思えた時間でした。


うちに帰ってきてから
三善晃のピアノ曲、弾きたくなって
楽譜を出してみました。
「海の日記帳」











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最終更新日  2017.08.06 19:37:16



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