さらば愛しき女よ
レイモンド・チャンドラー原作、<さらば愛しき女よ>観ました。1975年作品さらば愛しき女よ/モンキー・シャイン/David Shire楽天といわず、画像が見当たらないので、雰囲気で↑をリンクしてみた1943年に<ブロンドの殺人者>として映画化されていましたが、再びの映画化では原題FAREWELL, MY LOVELYの完全和訳タイトルになっております。以前は恋愛映画と間違わないためにこういうタイトルになったそうです。レイモンド・チャンドラー=ハードボイルド=フィリップ・マーロウこれ、常識です。以前ハマっていました、フィリップ・マーロウ。「生徒諸君!」の沖田君がセリフをまねたあたり(笑男は強くなければ生きていけない。やさしくなければ生きていく資格がない。「渋っ」幼心(たしか中学校)に、「こんなん言う探偵ってどんなヤツやねん」と思ったもんです。そして何冊か読んだんだよなー。映画は全編、けだるげでした。自由の女神のように大きな男巨人のような手彼女はリンカーンの肖像を愛している(お金のことだ)バーボンで仲良くなれる(アル中?)こういう例えがシャレていた(死語)時代(笑いいんだよ、これがフィリップ・マーロウだよ。キザでニヒルで気だるげなんだよ!ストーリーは男の純愛ですな。戦時中(ヒトラーとか言ってるし、多分1940代)のモノクロな雰囲気とか、心憎いほどキマっている。マーロウ役のロバート・ミッチャムがハマり役ですよ。格好いい!!と こ ろ で「この顔は…もしや? 1975年にこの人はすでに俳優だったのか??」と思った、超有名大物俳優に似た若者がチラリ☆調べてみたら・・・「やっぱりシルベスタ・スターローンだったか。彼は最初芽が出なかったらしいですからね、チンピラ役でした。その後自ら脚本を持ち込んだ「ロッキー」で脚光を浴びるのです。浴びる前のスタローンが観れます。ハードボイルドって観たことない、読んだことない。という方にはオススメの代表的作品。面白かったです。というか、ステキだった♪