映画か本の話題
現在読書中それはまた別の話三谷幸喜と和田誠の対談風映画評論(?)なのですが、懐かしかったり、タイトルは知っているけど読んだことない映画だったり、色々楽しいし興味深いです。たとえば<フランケンシュタイン>フランケンシュタイン(初回生産限定)(DVD) ◆20%OFF!メアリー・シェルーだったかな。女流作家の代表作。ゴシックホラーの金字塔らしいんですが、小説は私は途中で挫折しました。地の文が多すぎたのか、説明が多すぎた上古典なので想像が働かなかったのか・・・1/3で挫折。でも映画は観ました。すごーく古い映画だったんですが、レンタルショップにあったので借りて観た。1931年モノですよ? よくぞ置いていてくれた!古い映画なんで、色々面白い。いまだと、オープニングと一緒に俳優名が出て、エンドロールに「CAST」として役名・俳優名が出ますが・・・。これは「player」と出て、オープニングとエンディングにそれぞれ役名・俳優名が出ます。で、フランケンシュタインのところが、オープニングは「monster ?」なんですよ。エンディングではキッチリ出ますけどね。それは観た当初「へー」と思ったもんです。今回このエッセイを読んで初めて知ったのは、「フランケンシュタインが殺した少女」の話題です。初めて(たしか)外に出た怪物(フランケンシュタイン博士の創った人造人間)は湖のほとりで花を摘む少女に出会います。(この映画の中で一番ステキなシーンだと思う!)少女は花をちぎって湖に浮かべ「可愛いでしょう?」と醜い怪物に向かって言うのですが・・・。カットされた映画ではその後の話題はなく。「怪物が少女を殺した!」と追われ、森に逃げ、火に包まれます。ぶっちゃけ良くわからなかったシーンです。なんのことはない、「残虐である」とカットされていたんだと、エッセイで知る。「可愛いものは湖に浮かべなくてはいけない」と少女との会話で学んだ(?)怪物は・・・。少女も湖に浮かべた。ここがカットされている。よってわけがわからん仕上がりに・・・。エッセイ読んで「そうだったのか・・・!」と本気で悔しかった。ノーカットじゃないとわからないよ、コレはさ!!あー、めっちゃ悔しい。ちなみに原作には少女との交友(?)はないそうです。あー、もう一回観たいかもー。