偶然の旅行者
なにこのタイトル?と思われた方がほとんどでしょうが、映画のタイトルです。ウィリアム・ハート/偶然の旅行者 特別版ウィリアム・ハート主演の大人の恋愛物語とのこと。私はジャンル分けがヘタなんで、<大人の恋愛映画>と言われると、ああそうか。と思っちゃいます。私なら<中年男女の三角関係、ヒューマンエッセンス入りのラブストーリ・ワンコ調教入り>とか言うかも。ワケワカラン。長すぎるし。そうそう。ワンコが出ていたのですよ。ワンコが出ているだけでなんだか嬉しいです。しかもこのワンコ・・・なんだかうちのワンコに似てます。「この落ち着きのなさ・・・。うちのワンコなんじゃ」と思ったものです。似ていないのと、1988年という20年前の映画なので、「うちのワンコの前世」かもしれない(笑でもうちのわんこより遙かにダメっぷりを披露してました。下りれない階段を下りようとして、音にビックリして下に居るご主人様にダイブ!ご主人様転ぶ足元にキャスターの付いたカゴがあり、足を突っ込む。滑る。足を折る。マジかよ・・・と思ったコント的風景。このわんこ、情緒不安定で(ご主人の息子の犬だったけど、息子さんは亡くなった)人咬んだりしているんで、その当たりはうちのワンコとは違いますがね。わんこ話になりましたが、ストーリーは、息子が不意の事件で殺され、失意のうちに過ごす夫婦。先に立ち直った妻がいつまでも自分の殻に閉じこもってばかりの夫を見限り別居。夫はペットホテルの従業員の女と知り合い、猛烈なアタック(死語)を受け、結局流される。病弱な息子を持つ破天荒な女と、1年の別居の後復縁を望む妻。彼が選ぶのはどっちだ!?という話でしょうか。主人公は旅行本の作家で、その本のタイトルが「偶然の旅行者」です。それが邦題になっている、と。結構面白かったです。わんこが足にもたれて寝るのが可愛かったです(どこまでもわんこ)