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つれづれ

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2008年10月06日
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カテゴリ:
今日は私の誕生日

嬉しくもあり
嬉しくもなし の一日でありますうっしっし

でも 今年は特別な誕生日になりました

L神父様は 30年ほど前に 現在私の所属するカトリック教会の司祭をなさっておられました
今はモダンに建て替えられた教会も
その頃は 古びた木造りの建物でした

当時大学生であった私は 教会に隣接する教会の幼稚園で
園児に英語を教えるアルバイトをしていました

しかし 当時の私は 考えれば考えるほどにキリストの教えがわからなくなり
キリスト教に強い反感すら抱くようになっていました

アルバイトは お小遣い調達のために始めたもので
ただ 偶然にもその場所が教会であったというだけのことでした

初めて伺った時 L神父様は私を司祭館に招き入れて下さり
それは柔和な笑顔で 色々なお話をして下さいました
そして 帰り際に 水色のぽってりとした陶器の十字架を下さいました

その後も幾度となく司祭館でお話を伺う機会があり
段々とキリスト教に馴染んでくる心を 私は必死で抑えました

そして ある日 導かれる心に抗うために
いただいた水色の十字架を 捨ててしまったのです・・・

その後 すぐに幼稚園の都合で英語教室は閉鎖になり
私も教会に行く事はなくなりましたが
L神父様の笑顔だけは 強く心に残り 
時々 十字架を捨てたことが 火のような後悔になって私の胸を黒く焦がしました

それから30数年の時を経て
紆余曲折の結果 キリスト教に立ち返った私は
昨夜 久々に日本に来られたL神父様との会食会に呼んでいただき
当時のままに若々しい神父様との再開を果たしました

神父様は 私のことは勿論覚えてはおられませんでしたが
そのような縁があったことを 非常に喜んで下さいました


そして今日の7時の朝ミサの予定を私の都合に合わせて9時に変更して下さって
このミサを 誕生日を迎える私のために捧げて下さいました


私がとても苦しかった時に
私をキリストに立ち返る手引きをして下さったのは
まさに L神父様のあの笑顔と
私が捨てた あの水色の陶器の十字架であったと思えてなりません


神父様を含め5人で与った今朝のミサ
一生忘れることの出来ない 誕生日となりました


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最終更新日  2008年10月06日 21時20分25秒
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