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カテゴリ:まんがとか
『げんきな日本論』
著者:橋爪大三郎、大澤真幸 げんきな日本論 [ 橋爪 大三郎 ] 著者の二人が18個の疑問?に対談形式で切込んでいくという歴史の本。 18個の疑問に「なぜ日本の土器は、世界で一番古いのか」があり気になったので購入。 そもそも世界で一番古いのを知りませんでしたが…。 疑問は年代順になっているようで 「なぜ日本の土器は、世界で一番古いのか」は最初。 頭から読んでいきました。 成程!という話を二人がしていくわけですが… なんだろう、痒いところに手が届かないってわけじゃないけど… かいたらその先も痒くなったみたいな? トリビア本ほどじゃないけれど微妙な物足りなさがありました。 しかも途中から「プリミティブ」という単語がやたらと飛び交う! プリミティブプリミティブプリミティブ。 プリミティブってそんなにたくさん意味があったっけ?みたいに混乱しました。 これは難儀な本だなぁと中々進まなかったのですが 「武士」あたりが出現するころから雰囲気が変わります。 深いよ!もう背中全面かき回す感じ。 二人の得意分野なのか自らの考えをどんどん重ねてきます。 この辺りからは本当に面白くて 最後まで一気に読んでしまいました。 ボリュームもあって結構満足。 ただ、この本は対談なためか具体的な根拠等はどうしても紹介しきれず さらに一人の仮説に対して、もう一人が仮説を重ねるようなところも。 あんまりがっちりとした歴史の話って思っているとちょっと違うかもしれませんね。 あと最後までタイトルの意味がよくわからなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.11.09 00:40:58
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