ほほほ日記

大人になっても本気で「馬鹿」なことができるのは素晴らしい！
そう、僕は思っています。

そんな馬鹿げた会（笑）、「第2回 42.195kmを楽しむ会」が香川で開催されました。

42.195kmという長い長い距離を・・・

何のために走るのか？
何のために歩くのか？

と聞かれると、僕は困ってしまいます。
なんて馬鹿げたことをと非難する方もいらっしゃるでしょう。

でもいいんですっ！
普通の生活では体験できない壁を越えたとき新しい世界が開けるのです。
これは経験した人にしかわからないっ！

この会の発起人のK村さんを始め東京から参加した3名を含めた8名がチャレンジ！
Team Patio（某SNSから発生したグループ）の初イベントです。

8時（ちょっと過ぎ）、スタート。
僕はこの日を5時間走トレーニングと位置づけていましたので、当然全行程走ります。
この日デビューのトレイルラン用のバッグを背負って、おにゅぅのTAIKANシューズを履いて快走です。━ 後に恐ろしいことが待っているとはこの時知る由もありません・・・ ━

心配していた膝の方はさすがに20kmあたりからは少し違和感でてきましたが、大丈夫な感じ。
スタート時は天気もよく無風状態でしたが、高松空港の南側の377号を走っている頃風が出てきました。
震え上がるほどの寒さではないけれど、やはり身体（特に地肌むき出しのふくらはぎ）は冷えてきていたのかもしれません。

30kmからはペースが7分/kmまでがた落ち。
エネルギー切れ？、お腹が「ぐぅ～っ！」と大きな音を出します。
携帯していたゼリーを流し込み、なんとか紛らわせて走りますが、膝外側下に異変。
なんで～、ここ？
今まで体験した事のない、妙な痛み。
それでも35kmを越え、あとラスト7km・・・
気合い！です。

が、脚の痛みはふくらはぎ全体に広がり、痺れに似た症状。
力が入らない・・・。
ラスト3kmでは、たぶん歩いた方が速い、そんなペースになってきました。
なんとか4時間33分7秒でゴール。
今日の目標は5時間走なので、そのままコースを逆走して皆様をお迎えに・・・
が、気力も抜けてしまっており、脚は痛いし、全く動かず。
1kmほど戻った所でI石さんが帰って来たので、一緒にゴールへ戻ることに。
I石さん、まだまだ元気で、ダッシュしたり、サイドステップしてりしてる。
後にM渕さんもやって来てるのが見えたので、3人でゴールを目指しました。

結局僕は5時間4分10秒走ることができました。
I石さんのGPSによると今回のコースは44kmあったそうな・・・（笑）

心が折れそうになったとき、みんなで走ってる・歩いているというのはもの凄く支えになります。
なんで走ってるんだろう？
と何度も自問するのですが、それぞれの状況を知らせるメールが来たり、僕らを元気づけようとミニスカサンタがやって来たり。
みんなに元気を貰いながら走り切れました。

膝痛をセデスで紛らわせて完歩したM田さん。
10時間以上も歩いて、完歩を目指したA日さん（実際は42.195km以上歩いていました）。
つま先歩きで（かかとにマメができたらしい・・・）何kmも歩いたM見さん。
みんなすげぇ～よ

由良里の湯で汗を流した後、当然大宴会。
これが最大の楽しみですもんね～


翌日、ロボットの様になってしまったM田さん、A日さんお大事に。
という僕も今だに膝下の痛みに苦しんでおります ━ おにゅぅのTAIKANは返品となりました（笑） ━。