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テーマ:ミステリはお好き?(1495)
カテゴリ:読んだ本(ミステリ・日本)
読み終わって「あれっ」と思ったのが,
黒田研二の「カンニング少女」(2006)なのだが,前回「結婚したくない」について,「この作家にしてはとても読みやすかった」と書いたばかり(日記は→こちらから)なのに,ますます読みやすくなっている(笑)内容もおもしろかったし,もちろん最後にはお得意のドンデン返し的なものもあるのだが,あの入り組んだ作風はどこへ行ってしまったの? という感じもある。 こう書いていると,なんかこの本について批判をしているようにもとられかねないので,読後のさわやか感もふくめお気に入り度としてまあまあ高いことを断っておく必要があるだろう。 登場人物のキャラクターもそれぞれが,おもしろかったし,平賀隼人(ちなみに,この名前は平賀源内を意識しているのだろうし,他ブログには「教師名がモー娘から」という情報もあり,その他に仕掛けがあるのかもしれない)を中心としたハイテクカンニング作戦もおもしろかった。 でも,まあ流れ的に一直線だったなあ! 主人公が結局は自力近くで合格を手にしそうなことも予想の範囲内だったし…… ただ,大学側の3人について,最後までわからなかったのはちょっと残念。 1つは助手の鈴村恭子。彼女がカンニング阻止にこだわり続けるのはなぜか? そして,天童芙美子の死の真相を知ってそれが変わるのか? イマイチ書き足りなかった気がする。 もう1つは,大学入試の情報を流していた人物。咲田教授か,宮脇光太朗のどちらかなどといったら,考えすぎだろうか…… これが黒田研二のすべてではないにしても,これを機に黒田研二を読む人が増えるのは大歓迎である。 黒田研二の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (黒田研二)からごらんください。 著者ホームページ:KUROKEN! 楽天ブックス 記事関連のオススメ日記 海砂のつらつら日記(kaisa21さん) まみむメモ(@かぼちゃさん) 本を読んだら・・・by ゆうきさん 田ライダーさん フォッカーといえば・・・・(ベローソフさん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/07/01 12:27:58 AM
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