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カテゴリ:読んだ本(ミステリ・日本)
荻原浩の「あの日にドライブ」(2005)を読んだ。タクシードライバーになった43歳の元エリート銀行マンが,家庭の現状を嘆き,これまでの人生の岐路で違った道を選んでいたら……と様々な夢想をしながら日々を送る話。 タクシー会社の運転手たちの生き様と,銀行で生き残っていく人間たちとの対比がおもしろかった。 この作者,暗くうんざりするような話を展開しながらも,基本的には前向きで明るい。 ということで,どの作品も読後に毒を残さない。そこがいい点でも,ときにはもの足りない点でもあるのだが……(笑) 営業収入2万円という「足切り」レベルをギリギリでクリアしている主人公の牧村伸郎は,最高齢で月に7回だけ勤務する「隊長さん」に習うことで5万円の「ノルマ」を達成できるようになるのだが,それに伴って妄想は崩れ,家族との関係もよくなっていく。 「旭」をわざと間違えて客を千葉に運ぶラストも含めて,溜飲が下がるというか,救いがありすぎという感もあるが,読み終わってほっとした感じにさせてくれる作品ではある。 荻原浩の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (荻原浩)からごらんください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所) こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 楽天ブックス 記事関連のオススメ日記 ぷちてん525さん スノボ・バレー・読書・映画の日記(マ・サシ~ロさん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/04/15 12:43:34 AM
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